運命の分かれ道③ | 法友(とも)へ

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このブログの読者は、ほぼ全員が後から事件の事を知った人たちなのだろうと思う。


そのため、いつごろどういう順番で、何が起こったのかを把握するのは難しいかもしれない。



選挙期間中のある日の事、麻原から事務に電話があった。


電話を受けたのはTIであったと思う。



あの当時はサマナのほぼ全員が杉並道場に結集していた。


そのため、富士山総本部道場に残っている男性サマナは数人だけだった。


その男性サマナたち全員が呼び集められ、麻原からの伝言が伝えられた。



その伝言とは、「アングリマーラがサティアンに行っても、絶対に中に入れるな。」


というものだった。



当時サティアンの扉には全て鍵が掛けられており、サマナは誰も中には入れなかった。


一体どういうことなのか、さっぱり分からない。


大抵いつもそうなのだが、麻原からの支持は意味不明である。


その意味不明な部分を、それぞれの弟子たちが、それぞれ自分勝手な解釈をする。(笑)


そういうことになっている。




佐伯がサティアンにやって来るとはどういうことなのか?


これだけを聞く限り、何のことだかさっぱり分からない。


最初にこの伝言を聞いたとき僕が考えたのは、佐伯がサティアンにやって来たら中に入れてやってくれということなのかなということだった。


麻原が言ったことと逆になるが、これなら意味が通る。


なぜなら、サティアンには鍵がかかっており、もちろん中には入れないからだ。


麻原からの連絡がなくても、普通に考えて佐伯は中には入れない。



おまけにサティアンの入り口は道場の入り口と反対側にあり、道場を通らずに直接サティアンに向かわれたら、道場にいるサマナたちには気付きようがない。


これはどういうことなのか?


佐伯はやって来るなり、サティアンのドアをぶっ壊して侵入するとでもいうのだろうか?


そもそも、佐伯は何をしに富士にやって来るのだろうか?


あれこれ考えてみても、答えは出なかった。