ロシアツアー26 | 法友(とも)へ

法友(とも)へ

ブログの説明を入力します。

楽しいバカンスも終わり、スーツに着替えるなどしてみんなで帰り支度をしていると、端本がおみやげを持ってきた。



10本が束になったアンプルだったが、全部で20種類ほどあった。


それを各自、ひとつかふたつをスーツのポケットに入れていく。


ほとんどが茶色い光を通さないタイプのものだったが、なかには透明なガラスのものもあった。



もちろん、違法に日本へ持ち込むための事だとは思う。


中身が何であるのかは、ロシア語で書かれてあるために分からない。


試しにロシア人通訳に中身が何か聞いてみたが、ひとつがいわゆるヨードチンキだということが分かっただけだった。


残りはそれが何かは分からない。


もっとも日本人でも、シアン化ナトリウムとか窒化ガリウムとか言われても、それが何なのかはわからないだろう。



おみやげはもうひとつあった。


なんだかよく分からないが、ロシア軍が使っている測定器のようなもの。


馬鹿でかいトランスが付いていて、かなり重い。



これには村井から指名されたというCSIのサマナひとりだけが専門で担当していた。


そのままだとロシア国外へ持ち出せないので、3つに分解して別々に運び、日本へ付いてから組み立て直すという。



まあ、こちらには関係のない話だ。