次世代のコンピュータが誕生したようだ。
通常のビットは0か1かのどちらかの値を取るが、量子ビットはこのふたつのほかに0と1の両方の値を同時に取ることも出来る。
今までは組み合わせの数が多くなればそれに比例して処理時間が長くなっていたが、量子ビットを使うことで一瞬で処理できるようになる。
今のスーパーコンピュータで1千万年かかるような計算も、もちろん一瞬で処理できる。
これは昔習った物理法則の、エネルギーは高いほうから低いほうへ流れるという現象の応用である。
いわゆる焼きなましを電子回路で行い、ビット間を超伝導の技術でつなぐことでこのパフォーマンスを実現する。
凄いね、これは。
まだ従来のコンピュータとは違う独特のプログラミングが必要という問題はあるが、いずれ様々な問題の答えを一瞬で導き出す時代がやって来るだろう。
将棋も囲碁も一瞬で必勝法が見つかってしまうんだろうなあ。(笑)
スーパーコンピュータの何兆倍もの高性能なら当然のことだけど、プロ棋士はスーパーコンピュータどころかパソコン1台にすら勝てないんだから、何の問題もないだろう。
麻原なら絶対、村井に作れって言い出しそうだけどね。