なんだかんだあって支部活動に戻ってしばらくたった頃、たしかSPSからだったと思うけど電話があった。
コスモクリーナーを軽トラに積んで全国行脚をするらしい。
それで、電源が取れる設置場所を確保しておいてくれということだった。
しかしまあ、コスモクリーナーって、だめだろそれは。(笑)
そのまんまやん。
せめてアストラルクリーナーとか、サットヴァ浄化装置とかにならなかったんだろうかと思ったが、お上がやることに下々が逆らえないのはどんな組織でも同じこと。
それにしても、これを信徒さんにどう説明したらよいものやらで、憂鬱になってしまった。
「毒ガス攻撃を受けているので、コスモクリーナーを設置することになりました。」
二重の意味でぶっ飛んでるよなあ。
バカにもほどがある。
もし、道場が毒ガス攻撃を受けていたら、付近の住民が全滅してるよなあ。
もうオウムは終わりかもしれないなあ、と思い始めたのはこの頃からだったかもしれない。
まあ、とりあえず、設置場所を確保して、コスモクリーナーの到着を待つことにした。