前回の麻原直伝のアシュビニムドラーは知らない人が多かったと思う。
シャクティーパットを受けていれば特に必要はないのだが、たとえ受けていなくても第4段階のアシュビニムドラーを行うことで、とりあえず上から下までナーディーを通すことが出来るようになる。
これは全く不思議なことで、麻原はまるで今の状況を予測していたかのように、あの行法を残しているのだ。
オウムの修行体系はエネルギーバカ一代とでもいうべきもので、ひたすらプラーナを強めて上に上げようとする。
その時にナーディーが詰まっていると心身に悪影響が出る。
そこで、たとえ細くてもいいから上まで通すのがシャクティーパットの役割なのだが、今は誰もやっていない。
シャクティーパットがおこなわれていた当時は見向きもされなかった行法が、今後は逆に注目されることになるかもれない。
まあ、こういうことを書くのもなんだけど、オウムとは関係のない人がオウムの行法をやったらどんな結果が出るのか、かなり興味がある。