そういえばライフルの射撃が終わった後に、紅茶を飲ませてくれたんですよねえ。
ポットに入れた紅茶を金属製のカップに入れて飲ませてくれました。
数日間のツアーの中でその日だけでしたね。
雪が降る中で実弾射撃をやった後に建物に戻る前に、狭いテントの中でロシア人兵士達とオウムのサマナ達が一緒に紅茶を飲んでいるというのは不思議な図でしたね。
寒い日に外で飲む紅茶は、甘くて暖かくて格別でした。
あれだけ美味しい紅茶が飲めるシチュエーションは、二度とないと思います。
あれは特別に用意してくれたんでしょうか?
軽く見ていたひ弱な日本人達が、意外にやるじゃないかと思って感心したんでしょうかねえ。
わざわざテントの中で一休みしなくても、建物までそんなに距離は無いので歩いていけばいいだけの話だったんですよね。
そしてこの後の食事のときに軍曹が「お前たちはたいしたものだ。」と言って褒めてくれたんですよね。
ロシア人もアメリカ人と同じで、認めるべきところは認めるという国民性なのかもしれないですね。