就職活動② | 法友(とも)へ

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前回の失敗でひとつ賢くなったので、次の履歴書にはオウムへ出家とは書かないことにしました。


オウムには厳しい戒律があり、嘘をついてはいけないのですが、もう関係ないので嘘を書くことにしましたよ。


面接では適当に話をあわせ、どうにか採用となりました。



最初はアルバイトですが、「半年頑張れば社員になれるから。」というどこかで聞いたようなセリフにちょっと嫌な感じがしましたね。


まあ、他人の評価はどうだか分からんけど、自分なりには頑張りましたね。


そして、半年が過ぎた頃、上司から「本社へ行ってくれ、取締役が話があるから。」と言われました。



なんだかデジャブのような気がしたけど、履歴書にはちゃんと嘘を書いておいたしオウムだとはばれてないよな、と思いつつ取締役に会ってみると。


いきなり、「君、明日から出てこなくていいから。」と言われました。


「は?」って感じでしたね。



「どういうことですか?」と尋ねると、


「警視庁から君の身分照会があった。地下鉄サリン事件で捜査しているそうだ。」


という答え。



ん?どういうことだ?と思って状況が把握できませんでしたね。


地下鉄サリン事件で捜査しているのなら情報が欲しいはずだから、僕に聞きに来ればいいはずなんだけど、なんで僕のところに来ずに会社にだけ来ているんだ?


そもそも身分照会って何だ?


僕は一連の事件には全く関係がないのに何で警察がやってくるんだ?



とまあ、色々考えたけど、途中で考えるのが面倒くさくなってきましたね。


何のために警察が嫌がらせをやっているのかは意味不明だけど、会社としては警視庁から「お前の会社は地下鉄サリン事件の犯人をかくまいやがって。」と言われたような衝撃があったのだと思う。


まあ、しょうがないかなって感じです。