鍼灸で流産は防止できるの? | 安曇野市・松本市で肩こり・腰痛・美容・不妊治療・スポーツ治療はお任せください!

こんにちは、たかだ鍼灸接骨院です。
妊娠された患者さまに「鍼灸で流産は防止できるの?」というご質問をいただきました。


当院では、鍼灸は安全に妊娠初期の健康管理のためにも積極的に活用できるものだと考えて治療をさせていただいてます。
例外もあり、母体側に、流産をおこしてしまう原因がある場合や染色体異常の受精卵が着床した場合、というのは鍼灸で防止できない流産と言われています。

交感神経と副交感神経という二つの神経で自律神経というのですが、はりをすると副交感神経が優位になります。
ストレスを受けると交感神経が優位になります。
たとえば、お母さんがストレスをためると交感神経が優位になり、血管を収縮させてしまうため、血流が悪くなります。
すると、カラダはまず、心臓へ血流を届けるため、子宮や胃の血流が悪くなります。
そこで、鍼灸治療を活用して、副交感神経を高めると、ストレスの緩和になります。
また、東洋医学的に考えても、血(けつ)が足りない方は流産しやすいように感じます。このような場合、不育症などの必然的に流産をしてしまう状態とは違い、現時点でのカラダの土台が流産しやすい状態なのです。たとえば、ぎっくり腰を繰り返す方はぎっくり腰を起こしやすいカラダの土台になってしまっているのです。東洋医学ではこのカラダの土台を流産しにくい土台に変化させていくのです(体質改善ですね)

 

このように、薬も使わず、妊娠初期の諸症状、つわり・だるさ・イライラなどに対処できる鍼灸は安全に妊娠初期の健康管理のためにも積極的に活用できるものだと思います。
ぜひ、妊婦の方も、はり・きゅう治療を受けてみてくださいキラキラ
 

関連記事

・アメリカの生殖医学会会誌による鍼灸の有効性の記事
・体外受精が決まった患者さまからご質問をいただきました。