なぜクロミッドが効かない? | 安曇野市・松本市で肩こり・腰痛・美容・不妊治療・スポーツ治療はお任せください!

こんにちは、たかだ鍼灸接骨院です。

病院での不妊治療を始めて、排卵誘発剤クロミッド(クロミフェン)を服用する人は多いと思います。
しかし、飲み始めたものの、排卵誘発剤が効かない・・・卵胞のサイズが大きくならない、という人もいます。どんな原因があるのか、調べてみました。

 

 

 

 


排卵誘発剤が効かない・・
そんな現実に直面することは少なくありません。私も実際、クロミッドを飲んでいた頃があって、なかなか育たない月があり、一度クロミッドをお休みしたことがありました。

クロミッドが効かない理由は大きく分けて2つのケースが考えられるそうです。
飲み始めて、最初の方は効いていて卵胞も大きく育っていたが、少しずつ効かなくなった場合と、最初から排卵誘発剤クロミッドが効かない場合です。

1最初から効かない
まず、最初から効かないケースです。
この場合、まず考えられるのが、服用する量が足りない可能性です。通常、クロミッドは1日1錠から始まるケースが多いのですが、個人の体質によっては十分に卵胞が育たない場合があります。この場合は5日間服用するクロミッドをさらに数日間プラスして卵胞が育つかを試します。そしてその状況を見ながら、次の周期には1日2錠に増やすなどして卵胞を育てる方法を探っていきます。

2効いていたのに効かなくなった。
二つ目は、クロミッドが効いていたのに、効かなくなった場合です。
この場合は、カラダに耐性がついてしまった為、クロミッドが効かなくなったと考えられます。クロミッドを服用すると多くの場合、少しずつ薬の効果が少なくなっていき、徐々に効かなくなっていきます。
最所は服用する量を増やして卵胞を育てるようにしていきますが、それでも効かなくなってくるとクロミッドの服用をやめて、違う方法を探っていくことになります。

クロミッドが効かないなら次はどうするの?

クロミッドが効かない場合は、より効果や作用が強い排卵誘発剤にステップアップしていきます。クロミッドは排卵誘発剤の中では比較的副作用も弱く、使いやすいことから不妊治療の場面ではひろく使われています。クロミッドは使用を続けていると効かなくなってくるケースが多いので、その場合は注射療法などに切り替えていくのです。注射は効果は高いですが副作用も強く、自分の腹部などに毎日自分で注射をしなければならないため、肉体的にも精神的にもクロミッドの服用より負担がかかることがあります。
そのため、もしもクロミッドが効かない状態になってきた時にはなるべく早い周期で妊娠できるように自分でできる体質改善を行っていく必要があると考えます。

クロミッドが効かなくなってくると、どんどん作用が強い薬にシフトしていかなくてはいけないので、副作用のリスクも上昇してきます。
少しでも早く妊娠を目指すには、卵胞が育った時の事を考えておかなくてはいけません。
卵胞が育ち卵子が排卵され、精子に出逢うことができると受精卵になります。この受精卵は子宮の中の卵管という細い管を上っていき、その先にある子宮内膜までたどり着くように頑張ります。子宮内膜にたどり着いて貼りつくことができることを着床といい、この状態になって初めて妊娠が成立します。
しかし、子宮内膜にたどり着いても着床できないケースも少なくありません。子宮内膜はしっかりと厚みのある状態でないと受精卵が着床することができないのです。
なので、妊娠をしたいと望んでいる方にとっては、受精卵が着床する時期には子宮内膜を厚くして、着床できる状態に整えておくことが必要です。
鍼灸もその方法の1つなので患者さまにはオススメしておりますが、家庭でできる簡単な方法としては子宮内膜を厚くしてくれる効果のある葉酸を日頃から摂取することがポイントになります。
「葉酸は子宮内膜の強化や受精卵をつくって守るという子宮環境をよくする効果があります。男性にも飲んでいただきたいサプリです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常がおきる確率が高くなると言われています」
参照:体外受精・顕微授精の不妊治療専門 とくおかレディースクリニック


なぜクロミッドが効かないの?次のステップはどうなる?まとめ
1クロミッドの量を増やしても聞かない場合は、より効果が強い排卵誘発剤にステップアップ
2自分でできる体質改善も取り入れて、できることは前向きに行いましょう
3排卵誘発剤の副作用である子宮内膜が薄くなることを防ぐために葉酸を摂取しましょう。