骨盤のゆがみをつくる原因 | 安曇野市・松本市で肩こり・腰痛・美容・不妊治療・スポーツ治療はお任せください!

こんにちは、たかだ鍼灸接骨院です。

骨格矯正について何回かお話させていただいておりますが、本日は骨盤が歪む原因をお伝えしたいと思います。
歪む原因は大きく分けて3つです。
1.筋肉の引っ張り
右利きのテニスの選手の右腕は、左腕と比べて太かったり、長くなっています。毎日練習をするうちに筋肉が発達したり、遠心力に引っぱられて腕が伸びてしまうのです。このように人間の体にはその環境や習慣に適応していきます。何気なく行っている動作や姿勢が体を歪めていきます。

もう少しテニス選手の例で考えてみましょう。右利きなので、ボールを打つとき体を左にひねる(回転させる)ことが多くなります。それを繰り返すうちに、体を左にひねるときに使われる筋肉が、より発達していきます。すると骨盤もそちら側に自然と引っぱられやすくなります。

またボールを待つ姿勢は、腰を少し低くして、上半身を前にかがめます。さらに足の位置は選手のクセによって左右対称ではないでしょうから、その方向に体がゆがみやすくなっていきます。畑仕事をしているおばあちゃんも毎日背中を丸めて作業をしているうちに、腰がどんどん曲がっていきます。お腹側の筋肉がいつも縮んだ状態になるので、伸びづらくなり、腰を反らすことが苦手になってしまいます。

他にも女性で悩んでいる人が多い、骨盤の開きの場合。昔の女性は生理のとき「経血コントロール」ができたことを知っていますか。生理用品などなかったので、生理のとき膣を締めて経血をためておき、トイレに行ってからそれを出すのです。ちなみに、それを失敗することを「粗相(そそう)をする」と言いました。しかし、現代女性にはそれができません。そうできる機能がありながら、普段使わないでいると、その機能はどんどん衰えていきます。骨盤が開きやすくなっているのも、骨盤を締める筋肉である、骨盤周辺の筋肉を上手に使うことができないからです。その筋肉がトレーニングできていると、出産後でもすぐに開いた骨盤が元に戻っていきます。筋肉の緊張の原因は、単に体を普段どのように使っているか、どんなクセがあるのか、だけではなくて、食生活やストレスなどの影響もつよく受けています。例えば、いつも冷たいものを食べている人は、胃腸やお腹まわりの筋肉が収縮しやすいです。お腹が痛くなったとき、お腹に手を当てて、背中を少し丸めますよね。もし、それが何度も繰り返される人は、背中が丸まり、骨盤が後ろに倒れたような体形になりやすいでしょう。

また身長が高いことがコンプレックスの女性は、少しでも身長を低くしたいので、猫背になりやすいです。会社で隣の席に怖い上司がいる人は、無自覚にそちらの方に意識が向かい緊張してしまっています。これが左右のゆがみの原因になる可能性があります。このように心理的な要因がゆがみの原因になっている場合もあります。

2生活習慣
いつも左手でかばんを持つ。いつも組む足が決まっている。いつも同じ足から靴をはく。これらのように日常生活で何気なくしている動きも同様です。あなたのゆがみは生活習慣の中で形作られていくのです。

体のゆがみは様々な要因から起こっています。そして、そのほとんどが生活習慣の結果なのです。つまり、骨盤矯正とは単なる骨の矯正ではなくて「生活習慣を正すこと」なのです。⇒たかだ鍼灸接骨院では、その場の治療だけで終わらすのではなく、患者さま一人ひとりの歪みに合わせた、ストレッチの方法を施術後にアドバイスさせていただいています。

3.先天性の問題
これは仕方がないことですが、まれに生まれつき、左右の脚の骨の長さが違ったり、骨がゆがんだ状態で固まってしまっている人もいます。その場合は、残念ながら骨盤矯正で、骨の長さをそろえたりするのは難しいです。骨盤矯正の方法を試すと、普段、負担をかけている筋肉をケアできるので、体の痛みが軽減したり、疲れづらくなります。

骨盤のゆがみでお悩みの方は一度ご相談ください。しっかりケアさせていただきます。