5/22リリース aively 2nd Album「僕らの宇宙」
アルバム全曲解説やってみようのコーナー🎉
今回は3曲目、「追憶ノ花」
【どんな曲?】
この曲の誕生はもう何年前になるか数えるのも面倒なぐらい僕の初期作品です。
厨二病をこじらせた感がえぐい。
曲調としてはシャッフル系の、ジャズっぽい要素を取り入れたロックナンバー。
お蔵入り同然だったものを、技術の向上により、かなりお洒落なアレンジにすることに成功してリボーンしました。
【演奏面】
うねうねと動くランニングベースが特徴的。
特にサビのベースフレーズは圧巻です。
これは確か初期のデモ段階からこのフレーズだったと思うので、センスを感じざるを得ないっすね。歌えるベースフレーズって最高。
ギターは歪み抑えめの、チャキチャキした感じで弾きました。裏拍を意識したフレーズも多いですね。
同じくサビなんですが、途中左と右のギターが交互に鳴ってるコンビネーションは結構気に入ってるので、一度意識して聴いてほしいポイントです。
この曲は突然メロディが降りてきたパターンで、今思うとこのコード進行は頭で考えてたら出てこないなーと。
メロディに引っ張られたおかげか、当時の俺おもろいこと考えたなーみたいな感慨深さはあります。
歌は出来るだけ「艶っぽく」を心掛けました。
【歌詞】
本当はノーコメントでいきたいぐらい、語りたいことはそんなに無いです←
当時の俺よくそんな言葉出てきたな!ぐらい。
ハッキリ言って意味不明ですし。
語感の良さ重視なところはある。
「なのにあなた わかってない わかろうとしない」
とか結構好き。
案外伏線が良い感じに効いてたり、深いなと思うところもあります。
男性目線だけじゃなく、女性目線の言葉も含まれてるのがポイントかも。(片側だけの視点だと辻褄が合わない仕組みになってる)
ところどころ擬人化した言葉のフレーズもあったりして、割と難解だと思います。
僕は歌詞の中でストレートに「好き」とか「愛してる」という言葉は使わない派なんですけど、この曲は現時点で唯一「愛してる」って言葉が使われてます。
この曲のテーマに「歪な愛情」とか「虚無感」みたいなところが確かあったはずで。
いわゆる幸せの象徴としての「愛してる」では無かったので抵抗なく使えたんだと思います。
てか改めて読むと凄いな。
当時の俺どんな頭してたんだろ?って感じでちょっと面白くなってきた。
絶対誰も気付かないと思うのでネタバレしちゃうけど、
これ「男と女」を「花と蝶」に例えてるっぽいです。
なんだこの発想。アートかよ。
今の自分にはひっくり返っても書けないです笑
色んな歴史を辿れるのが、アルバムの良いところだね。
次は4曲目「BUT CAT」編でお会いしましょう。
【SNSいろいろ】
・aivelyのHP
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