新アルバム全曲解説 ~「Trace on」編~ | Natural Days ~こころが喜ぶ言葉と音楽~

Natural Days ~こころが喜ぶ言葉と音楽~

田爪ケイ オフィシャルブログ
自然、生き物、宇宙、海、音楽、大好き。
本業は音楽人。2人組のロックバンド aively (兵庫、大阪)
作詞・作曲・編曲・ギター・ボーカル・MIX・MASTERING

 
メイキング大好きケイさんによる、
 
アルバム楽曲せんぶ解説しちゃおうのコーナー!🎉
 
 

 
 
 
さあ勢いだけで始まってしまいました。
 
5/22にリリースされるaivelyの2nd Album「僕らの宇宙」の収録曲を1曲ずつ紹介していき、発売日までにわくわくをチャージしていくことを目指すコーナーです。
 
 
 
 
それでは順番に。
 
 
本日は
 
アルバム1曲目収録
 
「Trace on」 
 
 
まずはMVがありますので、どうぞ。
 
 
 
 
最新のMVとしてついこの間発表したばかりのこの曲。
 
 
当初のコンセプトは
 
「(演奏するのが)簡単で、カッコいい曲」
 
実際はなかなかの難易度となり、一瞬の油断も許されない曲になってしまいました←
 
 
曲を分解していくと、わりと不思議な構成になってます。
 
 
サビ1
イントロ
Aメロ
サビ2
間奏
Bメロ
サビ3
サビ4
 
 
時間でいうと2:40程しか無いのに
 
大半がサビです。
 
パワーでごり押し。
 
ずっと俺のターン。
 
滅びのバーストストリーム連発。
 
二重の極みからの三重の極み。
 
 
 
 
 
【聴きどころ】
 
■頭のサビは半音下げ
 
というか「通常のサビから転調する」が正しいのかな。
 
どうやったらAメロから自然にサビ2へ繋げられるか。
 
思い付いた結果が、あのサビ前のリフブレイクでした。
 
実はあのフレーズ、まだ未発表のケンジ作楽曲で使ってたものを引用アレンジしたもので、もしかしたら今後の曲で似たフレーズが出てくるかもです。
 
 
転調してからはもう最後までまっすぐ。
 
ギターソロもアウトロも要らねえっす。
 
曲が終わった直後にまたリピートして聴いたら、頭サビのキーが低いことに気付きやすいと思います。
 
 
■サビのパターン
 
曲中に4回もサビがありますが、同じサビは2つとありません。
 
サビごり押しでもしつこくないカラクリは、
 
・リズム隊の変化
・変わっていく歌詞
・コーラスの有無
 
等を意識しました。
 
特にラストのサビの応酬は、上記ではざっくりサビ3とサビ4に分けてはいますが、僕の頭の中ではさらに細かく分けてサビ6まであるイメージで作ってます。
 
 
 
 
【歌詞について】
 
ざっくりしたテーマは
 
「過去は変えられる」みたいな感じです。
 
今までの経験とどう付き合っていくか。
 
"あらゆる経験にいちいち意味を持たせたい想い"と言いますか。
 
 
"しんどい時期って必ずあるけど、いつか笑い話に出来るように今をしっかり生きて、あの経験があって良かったかもなーっていつかきっと思える日が来るから、とりあえず今は泣いとけ。そんですぐ寝ろ。"
 
みたいな。
 
 
 
"人が信じられなくて、この先が妙に不安で、うだうだ良くないことばっかり考えちゃうし、何かもういっそのこと跡形もなくこの世から消え去りたいんだけど、いったんその考えすぎな頭空っぽにして、バカになって突き進めたらいいよねー。"
 
みたいな。
 
 
 
 
勢いで書いてて、後付け感がすごいなと思ってはいます←
 
でも思ってもいないことは言葉として出てこないから、自然とリンクしてるんだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
手品の種明かしみたいで僕は面白いんですが、果たして需要はどこにあるのかな?笑
 
「このボケのどこが面白いのかを必死に説明してる」みたいでちょっと恥ずかしくなってきましたので、今回はこの辺りで。
 
 
次は2曲目「コロライン」でお会いしましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
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