現在のプロジェクトで必要なマウスの実験は現在のプロトコールには記載されていないため、Amendment formを提出してAnimal Research Facilityの承認を得ないといけません。
承認されていない試薬やマウス等を勝手に使い、それがバレると場合によってはプロトコールが停止することがあり、その際はラボメンバー全員に迷惑をかけることになるので慎重に進めないといけません。
というわけで、私が書類を作成することになったのですが、このFormの作成が結構面倒で、実験を行う意義、背景から必要なマウスの匹数や実験手順等、かなり詳細なことまで書かないといけません。前回のプロトコールを参照して作成し、メキシコ人PIに訂正してもらい提出していたのですが、ある薬物の管理方法についてのSOP (standard operating procedure)の作成と、使用可能かどうかの審査が必要だと言われました。
そして今日、メディカルエリア担当の審査員が私のラボに訪れ、薬物の保管場所、保管方法、作成方法、マウス部屋までの搬送方法等の質問がありました。
PIとふたりで臨んだのですが、意外とフレンドリーな感じで終了。おそらく9月中にはプロトコールの修正が承認されるだろうとのこと。
これでようやくやらないといけない実験ができます。
このプロセス、かなり時間がかかり、Amendment formを作成しはじめてから2ヶ月以上を要しました。ですが論文とは少し違った形式ですので英作文の練習になり、PIも私を信頼してくれていることが実感できたので、結果的にはいい経験となりました。