Rheumatology fellowの能力 | In my life ~研究・育児日記~

In my life ~研究・育児日記~

2011年5月ー2014年2月までBostonに留学していました。
現在は帰国して臨床、教育に追われる日々です。

今日は朝からGrand Round。
CRMO/SAPHO症候群についての具体的な症例提示と、病態の基礎的背景における考察との2本立てで、大変興味深かったです。

スライドに出てくる医学用語やその使い方は、症例報告等の臨床論文を書く際の大きなヒントになります。

Bone scan was not diagnostic,
treatment was initiated,
7 months after initial presentation,

等など、
Case reportでは特に単調になりがちな英語表現を、多くのパターンを覚えることで読みやすくできればと思います。

昨日一緒に病棟を案内してもらったFellowがプレゼンでしたが、彼女は質問に対する答え、鑑別診断、考察、経過のまとめ等、とても医師免許をとって4年とは思えない卓越したプレゼン力と知識を持っています。

英語表現だけでなく、プレゼン力も真似したいところです。

その後は新しく私のラボに来るポスドク候補の方のプレゼン。
Graduate studentとは思えない、Notchシグナルに関する豊富な実験データでしたが、うちのPIやポスドクから執拗な質問攻撃を受けて、さすがに最後の方は少し嫌そうな顔をしていました。

ボスの評価は高く、そのうち来ることになるのでしょう。
次々に来る新しいテクニシャン、ポスドク、学生、、、
私の存在感が、日に日に薄くなっているような気がするのは気のせいだと信じたいです。