今日はラボミーティングが終わった後に、PIが私たちを集めてラボにあるすべてのフリーザー(4℃、-20℃、-80℃)に設置されているアラームシステムについての説明がありました。
私たちの施設のすべてのフリーザーには無線LANつきのセンサーが設置されていて、現在のフリーザーの温度をリアルタイムで監視することができます。遠隔操作ですべてのフリーザーのアラームがなるタイミングや温度設定も行えるようになっています。
指定した範囲外の温度になると、自動的に指定した電話番号にコールされるという仕組みです。
これまでは、PIと一部の以前からいるラボのメンバーで担当していたみたいですが、週末や深夜に電話が鳴ることもあり、こないだPIが深夜にアラームの電話がなりラボに行ったら4℃のドアが半開きになっていたからしめてきた。ちゃんと確認するように。といわれたばかりでした。
ラボのメンバーみんなでこの仕事をシェアして欲しいということになり、私を含め、全員で月交代で担当を決めることにしました。
トラブルで多いのは扉の締め忘れや半開きの状態だそうですが、中には本当に壊れていることもあります。
特に-80℃のフリーザーには大事な細胞やウイルス等が入っており、緊急時には全階に備え付けてある-80℃のEmergency freezerにサンプルをすべて移さないといけません。
常にフリーザーが監視されていることは素晴らしいシステムなのですが、全員のサンプルに対して責任をもって対応しないといけないのはかなりのプレッシャーです。
非常時の電話は自動音声らしく、そもそもリスニングができるかどうかも心配。
ラボの近くに住んでいることが唯一の救いです。