御存知の通り、私のラボは現在日本人男性が4人いて、ランチも全員で食べています。
この環境で1年以上経過し、英語は果たして上達したのか?
ネット等の記事を見ると、留学先に日本人がいると英語が上達しない。
なるべく日本人とかかわるのを避けるように。
などと書かれていることが多いです。
最近になってようやく、日本人同士でもなるべく英語で話すようにしてみました。
正直、自分の英語の品定めをされているようで緊張するのですが、
相手の表現を学ぶことができたり、相手の英会話力が向上しているのも実感できるので、
いい刺激にはなります。
スピーキングに関してはどれだけ多くの英文パターンを反射的に出せるかが
ひとつの鍵になるので、アウトプットの実践の場としても有用です。
(ついネイティブスピーカーとのトークだと、聞き手にまわってしまいます。)
いまだに、「Thank you.」と言われて「You're welcome.」と反射的にでないこともしばしばです。
相手の会話パターンやよく使われる定型文を盗むことも、聞き取りやすい日本人の英語はネイティブと比べても比較的容易です。
したがって
1. 英語学習に対するモチベーションの維持。
2. 学んだ英文パターンを反射的に出す練習の場
3. 相手の表現を効率的に自分のものにできる
といった3点で有用であり、
日本人同士の英会話に対する学習効果に関しては賛否両論ありますが、
私は上記の理由から肯定の立場です。
しかし、リスニング力の向上、アメリカ文化の理解、適切な発音の習得等には
向かないことは周知の事実です。うまく他のラボのメンバーともトークを重ねないといけません。
日本語で話したほうが楽で正確だし、自分の英語力を査定されるのが怖いためについ日本人には日本語で話がちなのですが、これからもなるべく積極的にラボにいる日本人に英語で話すようにしたいと思います。