歯科関連の知識まとめ(内科医の視点) | In my life ~研究・育児日記~

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2011年5月ー2014年2月までBostonに留学していました。
現在は帰国して臨床、教育に追われる日々です。

こんばんは。

知識・経験のまとめシリーズ第一弾です。

記念すべき第一弾は歯科関連の話題です。


最近、歯科(大学病院・開業医)受診することがあり、歯科関連の知識を得たので

ご紹介します。(耳学問と主観的な解釈のみで科学的な根拠はありません。)

 
 ① 歯磨きは朝起きてすぐと寝る前がよい。

   朝起きてすぐというのは口腔内の細菌が最も多い時間帯。朝食前にできればウガイ。

  可能なら歯磨き。

 ② 自分にあった歯ブラシを。頻繁に交換(理想は月1回)

   これは大学病院受診した初日に歯ブラシを買い換えるように言われました。顎のサイズや
 
  歯肉の状態で大きさや柔らかさを調節する必要があります。

 ③ 歯ブラシは歯と歯茎のあいだを小刻みに

   1回のストロークはなるべく小さく20回以上は磨いてから次の歯にうつる。

  歯ブラシを押し当てるように固定する。

 ④ 子供に口移しをしない。子供とキスをしない。ペットボトルの回し飲みをしない。

   大人の口腔内には齲歯の代表的な菌であるミュータンス菌が存在します。

  食べ物の口移しは子供の口腔内の状態を変え、ミュータンス菌優位になることで

  齲歯の発生率があがります。

 ⑤ デンタルフロスを併用する。

   歯磨きでは物理的に取ることができないところ。歯間ブラシでもよいですが、

  フロスは手技を身につければ意外と簡単。

  手から肘までくらいの長さに切って両手の中指に巻きつける。順番に歯のあいだに

  入れていく。奥歯は特に慣れが必要です。


歯もリウマチの関節炎と同じで骨の病気でなんとなく親近感がわきます。

関節が変形したらなおせないのと同様、歯も抜いたら自分の歯は二度と生えてきません。


予防が大事です。