高山です。

 

ちょっと気になったニュースがあったのでシェアします。

 

 

教育現場でのAI活用というのは、現段階ではある程度容認されているものの、国として線引をすべくガイドラインを策定しようとしている状況になっています。

 

まだまだAIをどこまで教育に取り込むかを測りかねているという状況ですね。

 

ただ、これはあることが一般的になるプロセスにおいて、確実に通る道なのだろうと思っています。

 

かつて…といってもまだ四半世紀ぐらい前なのですが、インターネットがWindows95の爆発的普及と同時に、一般に普及し始めた頃に、ネットが社会に与える影響というのがかなり真剣に議論されていました。

 

ネットが普及することで、今よりももっと便利な世の中になるという肯定派と、社会や子供などへの影響を危惧する否定派…今のAIの立ち位置と一緒ですね。

 

初めの頃は否定派の意見もかなり強かったのですが、結果は今のとおりです。

 

もはや、インターネットがなければかなりの仕事…いや、社会そのものが成り立たないという現状になったのは誰もが否定できないところでしょう。

 

AIについては、このブログで何度か触れたように、現時点では否定的な意見も多いです。

 

まさに、インターネット黎明期と同じような状況というわけです。

 

インターネットの普及とAIの普及が同じ歩みになるかは、現時点ではわかりませんが、今回のように子どもたちの夏休みの宿題をAIに手伝ってもらった、そしてそれが学校・両親からも割りと容認のスタンスに流れているということは、注目すべき結果だと個人的には思います。

 

今後、今の子供世代がAIに慣れ親しんで、AIの使い方を、それこそインターネット黎明期に思春期だった世代がパソコンに急激に慣れ親しんでいたように、将来的にAIを使いこなせるスキルがあることは若者の間では当たり前という時代が来る可能性があります。

 

私は氷河期世代の人間ですが、インターネットには高校生の頃から遊びながらやっていたので、パソコンを自然に一定スキル扱えるようになりましたが、当時の40代ぐらいからは、インターネットが普及しても、パソコンを使うこと自体に慣れなかった人も多かったと記憶しています。

 

氷河期世代の私がパソコンスキルをインターネットをすることで自然に身に着けていったように、今度は次の世代がAIを自然に使いこなせるようになって、氷河期世代がそのAIの使い方に悪戦苦闘する…そんな未来が次は来るのかもしれません。

 

その時に、これも何度も言っていますが、自分が今までやっていた仕事をAIを上手に使いこなすことによって、効率よく解決できる人が、AIを扱うことがうまくできずに時間がかかってしまう人にとって代わられてしまう…そういう未来は来る可能性が高くなっていると、今回のニュースを見て思った次第です。

 

このブログで紹介しているAIツールは無料体験版となっていますが、それでもAIの癖や質問の仕方なども学ぶことができるかと思いますので、有効活用して今後のAI時代に備えることが重要なのかと個人的には思っています。