たとえどんな小さなことでも
初めてのことにチャレンジするときは、
想定の2倍以上の時間を取り、
その優先順位をぶっち切りで上げることにしている。
「時間」と「他の物事との兼ね合い」こそが、
挑戦するときの心の余裕となり、上手くいかなくても沢山の気づきを得られるからだ。
今年のバレンタインデーは、
昨年旅してどハマりしたジョージア🇬🇪料理を作ってみよう決めた。
それも、たった1品だけ。
しかも、肉料理や魚料理に比べたら、めっちゃ作るのが簡単(だと思ってた)スープ「ハルチョー」。
(ジョージアの国民的ブラウンシチュー「ハルチョー」。滋味深くてほっこりする、ボウル1杯飲みたくなる味)
私は、親がずっと共働きだった幼少期から25年以上料理をしてきた。だから、その豊富な知識と経験を活かしてサクって作れるだろう!
なあんてことはほとんどない。
未知の料理には、いくら料理経験があっても困惑と度重なる小さな失敗がたくさんあるのだ。
今回の大きな困惑は2つ。
まず、調理過程の細かいところがよく分からない。日本のレシピには、具体的な指示(〇ミリのみじん切り、△△な状態になるまで〇分炒める等)があるが、ジョージアをはじめとした海外のレシピはいたってシンプルな説明しかない。
(英語で書かれたものを購入。文法きっちりな日本人からすると、ものすごくカジュアルな文章で書かれている)
(嘘かと思うほど、説明が少ない)
つまり、コツとかポイントが不明。
ネットで同名レシピを探すも、見つからず。
それだけで失敗の頻度と確率はグッと上がる。
これはもう作ってみながら、要領を得るしかないと覚悟する。
次に、日本にない調味料が必要と知り、さらに困惑。ジョージア料理で頻繁に使うスパイスやシーズニングは買ってきたが、調味料は購入していなかった。もちろん、日本では売っておらず、ネットでも売っていなかった(う〜む、雲行きが怪しい)
それでもなんとかネットで調味料の原材料を探し出し、自作するを決意!
これは、調味料とスープのそれぞれを作らなくてはいけない。完成まで2倍以上の時間はかかることが確定。
通常は30〜40分くらいで作れるみたいだから、1時間くらいはかかるだろうと想定して、レッツクッキング!もう今日は他のことは一切しないぜ!
しかし!
実際は想定の2倍、2時間もかかったのですー!
しかも、たった一品(チーン)
作ってみたら、やっぱり細かいところが分からなくて、いちいち手が止まる。
玉ねぎのみじん切りのサイズ、
お肉を炒たり煮たりする時間、
トマトの水分の飛ばし加減、
毎回半年前に食べたスープの記憶をたどり、
味や見た目を思い出しているもんだから(また現地で食べたいな〜とか余計なことも思い出す)、
遅々として進まない(笑)
スープのベースになる、初めて仕込むブロードは、沸騰後にすぐアクを取るのを忘れて濁るという失敗。キャッチアップとしてスープを濾す選択したのだが、手間が2倍になっている。
スープと具材を別々に調理して、最後に両方を合わせて仕上げるスタイルのハルチョー。
最終的に大鍋で完成させるつもりが、なぜか具材を調理したフライパンで仕上げていた。溢れそう(笑)これまたミスである。
試行錯誤しつつあたふたしてたから、写真も撮れていない。(撮っておけばよかった〜涙)
いやあ、想像以上に困惑&失敗したぜ!
おい、誰だよ、ラクショーだと思ってたやつ!(私です)
なんやかんやあったけど、
今回作ってみてコツやポイント、スムーズにつくる手順が分かったから、翻訳レシピを更新しよう。
それもこれも、
「時間が〜!(ない!)」とか「他にも〇〇やらなくちゃ!」とかなっていたら、とにかく完成させることが第一優先になって、何の気づきもなかっただろうな。
というわけで、愛と同じくらいの時間が詰まったバレンタインディナーの完成!
(左下が今回作ったスープ。右下はジョージアの国民食「(アチャルリ)ハチャプリ」、右上はジョージアで買ったオレンジワイン)
スープ以外のお品は、買うまたは切って盛るだけのスープより簡単なものばかり✨
夫・ムー氏は、遅くに帰宅するも、出来上がるのを30分以上のんびり待ってくれ、ホワイトデーを前に彼からお返しをもらったような優しい気持ちになりました。
あ、スープはめちゃうまで、人生はオモロ〜!




