中学校に
行かなくなってから約1年。
「適応障害」の診断を受け
治療を開始してからの
長女の改善と新たな問題発生に
ついてのお話です。
「不登校でも大丈夫
明日はちゃんとくるよ」
当時の長女と自分に、
はっきり言っておけば
良かった言葉です
「適応障害」と診断が出て、
薬を飲み始めたあたりから
長女は、
外に出ることが増えてきました。
1、外国語のサークル活動
私が独身時代に
一人で始めた活動ですが
老若男女、国籍問わず
誰でも参加できて
日本全国はもちろんのこと、
アメリカ、カナダ、メキシコ、韓国でも
同じ活動ができる型にはまらない会でした。
この活動を通して、
長女も小学校5年の夏休みに
韓国
に2週間ホームステイをし、
不登校になる直前の、
中1の夏休みは
1ヶ月まるまるアメリカ
の
ロス近郊でホームステイを
したことがありました。
外国語を、
勉強ではなくて、
心を開いて目の前の方と
繋がる活動です。
毎週、
電車で3駅の距離にある
会場まで
1人で行って帰りは
パパのお迎えで一緒に
帰ってくる。
事情を知りつつも
分け隔てなく接してくれる
仲間たち
そこにあの子の居場所が
あったようで
ありがたかったです
たまに、
試験期間中も行ってしまい、
「勉強と両立できて、さすがだね」
と、ほめられると
嬉しそうな顔をしていたそうです
どんな時だって、
人間ほめられたら
嬉しいですよね
わたしは、
うるさくも言わなかったけど、
褒めが足りなかったなぁ
と思い返しています。
2、日本舞踊
長女は3歳の時から
日本舞踊のお稽古を
していました👘
わたし自身も、
学生時代に
日本舞踊を習っていたことと
偶然にも
(偶然ではなくて必然だったのですが）
お姑さんが
花柳流の師範だったので、
歩ける=踊れる
という図式が我が家には
入っていました
年が近く、
仲の良い従兄妹達も
一緒にお稽古していたので、
祖母や従兄妹たちとの交流と
帰りの外食も楽しみだったようです
実は、
日本舞踊は長女が
キライで、キライで
祖母と、
何100回もケンカを繰りかえしながら、
やらされていたものだったのです。
どうしても、
続けて欲しい祖母の想いと
できたら名取りを取って
欲しいと望んでいた私のエゴで
「辞めて良いよ」
と、言えずにハードなお稽古を
続けさせてしまっていたのです。
その
大嫌いだった日本舞踊が、
あの子の居場所をつくって
くれたのですから
何が幸いするか
わからないですね。
日本舞踊が、
長女の人生を
大きく助けてくれる
ことが今後何度も
起きるのです
週に2回の習い事と、
10日に1度の通院で
外に出る習慣がついてきました。
外出前には、
シャワーするので
清潔感が少し戻ってきました
元気になってきたように
見えるけれども、
学校の話しは、
お互いにしませんでした。
放っておいても良いかな
と思う時と、
これで大丈夫だろうか？
という想いは
交互に浮かんでは消えていました。
気持ちも大分安定してきた
2年生の3学期
学校から連絡がきました。
2年生になってから1度も
考査を受けていないのと、
出席日数がゼロなので、
このままでは
3年生には進級できない
とにかく、
制服を着て登校しなさい
とのことでした。
本人に伝えると、
制服は着たくない
みんなが登校する時間は
行きたくないとの回答。
夜私服で、良いから
学校に来て校長室登校を
するように
という連絡でした。
ママが一緒なら
行けるかもしれない
と前向きに
考えてくれたのに、
今度はわたしが、
行きたくなっていました。
本当に
学校って必要かしら
そう
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