不完全な自分を許して
受け入れると元気になれますよ
大阪市で
どんなに努力しても
不完全にしか
生きられません。
ですが、その不完全さを
克服して完全になった時に
幸せになるのではなくて
その不完全さを
許して受け入れた時に
幸せになり
その不完全なままで
生きて行く為に
誰かの力を借りれた時や
不完全さを許された時に
心からの感謝の気持ちが生まれ
ます。
そして、その不完全な自分が
少しでも完全に近づこうと
少しづつ努力をして
経験を重ねて進歩していく所に
生きる美しさと感動が
あると私は思っています。
小さな子達は
何をやっても不完全で
でも諦めずに
何度も挑戦し
成長していきます。
それが本当に可愛らしいですね。
その子供の
不完全な所を
怒鳴りつけて育てても
育つ訳はなくて
親はその不完全をサポートして
暖かく見守り
失敗も許していくと
子供は自然と
成長していきます。
ですが、その子供が
大きくなったら
完璧になるのかといえば
なりません。
大きくなったら
完璧に出来て当たり前。
そんな幻想が人を
苦しめていると思います。
５歳の子供にできない事が
あるのを誰しも
わかっています。
だけど、２０歳になったら
完璧に出来るのかといえば
本当はそうはいかないのです。
頑張ったら
得意な事も増えるでしょう。
だけど、完璧はありえない。
計算を例にとると
どんなに計算が得意な
人も計算機以上に
正確に計算し続ける事は
出来ません。
だから、計算は
計算の得意な計算器に
お任せして生きています。
どんなに計算の得意な人でも
人間である限り
計算ミスをしますよね。
完璧な人がいても
夜になったら眠たくなって
無理ですが、
計算機は２４時間大丈夫です。
どんなに努力しても
計算機から見ると不完全です。
大きくなったら
完璧に出来るはずだという
幻想があるから
人は苦しむのでは
ないのでしょうか。
忘れてはいけないと
思っても
忘れる時もあり
イライラしては
いけないと
思ってもイライラする。
こうしてはいけない
ああしてはいけない。
大人になるにつれ
概念を学びます。
子供は大人よりも
できない事が多いですが
概念も、ルールも少ないので
あまり悩まず元気です。
だから
大人ほど不安にもなりません。
自分にとって
不必要な
概念、ルールが
人を苦しめています。
完璧に出来て当たり前。
私はその概念を捨てました。
完璧を目指す事は
大切ですが
できない事は
誰かに助けを求め
やってもらったら
感謝して、
失敗したら
許して
再挑戦。
そんなふうに
子供を育てるように
自分を優しく見守る
不完全で未熟な自分を
受け入れる事ができたら
気持ちが軽くなると
思います。
子供と違って
自分でやった事の
責任さえ
しっかり自分でとれば
良いだけであって
完全に生きようとすると
恐怖や心配から
逃れられません。
それでは心が休まりません。
失敗を恐れるが為に
挑戦もしなくなります。
失敗したら
自分の不完全さと
直面するからです。
でも挑戦しないと
面白くない人生です。
不完全さを受け入れると
心が軽くなります。
そして、他人の不完全さを
許せるので、
優しくなれます。
そうして、心が軽くなり
よけいなストレスが
なくなると
人はいくつになっても
自然と成長していくと
私は感じています。
人は進化して
成長しなければ
生き残る事はできません。
ですが、同時に
不完全さを受け入れる事は
とても大切だと思います。
自分に厳しくて辛い人
自分の不完全さを
許して受け入れて下さいね。
