この本いいよ!「売り続ける店長が実践している『行動習慣』」成田直人著 | 「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

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「相手の立場」に立つのは当たり前。繁盛店は「本気で相手の立場」に立っています。では「本気で相手の立場に立つ」にはどうすれば良いのか?ブログではそこんところをもっと詳しく、ほぼ毎日書いております。どうぞ、宜しくお願い致します。



「売れない」のではなく
「選ばれていない」ととらえる意識を持つ

この本の、24ページはこの言葉で始まります。
なんだか「ドキッ」としませんか?

店長や経営者の中には、「予算は達成できなかったけれど、やれることはやったから仕方が無い」と言ってあきらめている人が多いのです。
「やれること」と「やらなければならないこと」は違います。
著者である、成田直人さんは、この本で、その違いを何度も何度も、しつこく、しつこく強調しています。

「売れない」「達成できない」「無理」「仕方が無い」・・・そう言う言葉を使っている間は、結局売れないままなのです。
「どうしたら売れるか?」「やるべきことをやっているのか?」
と、スタッフを交えて問答を繰り返し、改善と工夫と繰り返している店長は、必ず売れる様になるのです。

この本では、主に売れる様になるために店長がどのように考えるべきなのかについて語られています。
そして、そのためにどのような行動習慣を持てば良いのかについて具体的に語られています。

その中で、私が一番参考になったのは、163ページに書かれている、
「接客ロールプレイングは、販売員役から自己評価させよう」と言うものでした。

私も研修では、よくロールプレイングを行います。
しかし、ロールプレイング後のフィードバックは、オブザーバー役やお客様役の方から「どう感じたか」「もっと良くなるためのアドバイス」を行っていただいていました。
しかし、成田さんは、それでは「販売員役が、そのフィードバックを元に反省をしてしまうので、自ら気がつくことが出来なくなるので、フィードバックは、販売員役の方からすべきだ、と言っておられます。

確かにその通りですよね。
先に指摘を受けるよりも、先に自らを振り返った方が、自覚のレベルが高くなりますよね。
コレには気がつきませんでした。
成田さん、ありがとうございました。

他にも、成田さんが強調しているポイントがあります。
それは、部下を指導得する時は「抽象的、曖昧な言葉は使わずに具体的に指摘する」と言うことです。

「しっかり」
「きっちり」
「よく見る」
「考える」

部下を指導するときに、こんな言葉を使ってはいけないのです。
抽象的な言葉で伝わるのは「気持ち」だけです。
どうして良いのかは分からないのです。
この点については、私と全く同じ考えです。
共通項があって、ちょっとホッとしました(笑)

ともあれ、この本は、悩める店長達にうってつけの本です。
自分を律したいと思っているあなた!
読んでみましょう!

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