褒められて育つ・叱られて育つ | 「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

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「相手の立場」に立つのは当たり前。繁盛店は「本気で相手の立場」に立っています。では「本気で相手の立場に立つ」にはどうすれば良いのか?ブログではそこんところをもっと詳しく、ほぼ毎日書いております。どうぞ、宜しくお願い致します。


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最近、私の周りでは「褒められて育つ」「叱られて育つ」の論議が良くあります。

ま、論議と言うよりは、「私は褒められて育つタイプだよ~」とか

「あの人は、叱られた方が伸びるよね~」という会話なんですが・・(笑)


私自身は、明らかに「褒められて育つタイプ」です。(ですよ!知ってた?)

指摘事項が先行したり、叱られると、マインドがググーンと下がり、しょぼーん、となり、よ~し、やるぞ~、とは思えなくなります。


私は、人は誰でも、「褒められて育つタイプ」だと思っているのですが、中には、

「私は褒められるのは苦手。厳しくビシビシ言ってくれる方が、伸びる」と言う人もいます。

また、冒頭のように「あの人は褒めるより叱った方が、いいよね~」と言われる人もいるのです。


「本当にそうなのか?」私はいささか疑問を持っていました。

しかし、最近、この意味が分かってきました。

「叱られて育つ」人は、「褒められて育つ」人よりも、更にワンステージ高い所にいるんです。

「叱られて育つ」人は、叱ってくれる人の「愛情」と「成長を期待する気持ち」を褒められる以上に感じることが出来る人なんだと思うのです。

だから、叱られていても「嬉しい」し「愛されている」と感じるのです。

こういう人は、叱られながらも「相手の立場」「相手の気持ち」が良く理解出来ています。


私は、そのステージには行っていませんから、「叱られる」のが先行すると、「自分軸」で落ち込みます。

相手の「愛情」は、うまく受け止められません・・・

まだまだですね。


「叱られて育つ」人はいます。

しかし、こういう人は、「叱られながらも、愛情を同時に感じられる人」です。

しかし、「叱られる」だけでは、いけないのです。

「愛情を込めたお叱り」だから感じられるのです。

怖いのは、この積極的に指摘を求める人の言葉だけを真に受けて、どんどん指摘だけ、ダメ出しだけをする人がいると言う事です。


「叱られて育つ」と言う人はいますが、「叱って育てる」と言う方法はありません。

相手の受け取り方に応じて、愛情を一杯含んだ「お叱り」でないと、伝わりません。

しかも、相手が、褒め言葉でしか受け取れないようならば、叱ると逆効果です。

いくら愛情を込めていても、相手が受け取れないのならば、それは、愛情の押し売りです。

相手の為を思って、愛情を込めていても、それは自分軸。

自己満足です。

相手が、受け止められるかどうか、確かめること、これが相手軸視点。


褒めるのも、叱るのも、相手への愛情を込めて、相手が受け止められるかどうかを、ちゃんと確認して、伝えて上げたいものです。


ちなみに、私は、まだまだ未熟です。

愛情を受け取れる力がありません。

だから、褒めて~!!!



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