このブログは、とある地方都市に住む主婦が、軽度の筋ジス持ちの子の育児や、日々の生活について綴っているブログです。

 

息子のステータス

☆幼稚園児

☆元知的障害児

→2歳半の時に軽度知的障害と診断、療育手帳取得

→5歳の時に療育手帳対象外に

☆ADHD疑い

→6歳時の心理検査で判明

☆軽度の筋ジストロフィーあり

→平均より1~1年半の遅れ

 

先日、就学相談に行ったことをブログにしましたが、

↓↓↓

 

 

 

今日はその後、学校見学に行った時のことを書きたいと思います。

 

対応していただいたのは、校長先生驚き

役所の就学相談の担当者も同席してくださいました。

 

今回の学校見学でしたことは、

・校内の設備の見学

(トイレ、階段、教室、図工室、体育館等々・・・。)

・校長先生への質疑応答

でした。

 

結構古い校舎だったので不安があったのですが、階段やトイレには手すりがしっかりついているし、階段の段差は低めで登りやすくしてありました。息子と一緒に校内を歩きましたが、車いすになると流石に厳しそうですが、とりあえず現状息子が通う分には問題はなさそうでした✨

一年生のクラスは1階と2階に分かれるそうなのですが、息子は1階のクラスにしていただけるという、配慮もしてもらえましたニコニコ

 

その後は校長室で、校長先生と就学相談の担当者、そして我々家族で少々お話を。

 

しかし口下手なnachiは息子の現状をうまく口頭で説明できる自信がなかったので驚き

・息子の病気について

・息子の現状について

・質問、要望

などをまとめた資料を事前にPCで作って、印刷して持って来ていました。

 

今回たまたま夫が仕事を休めたので、結局資料はお渡ししただけであとは夫がうまく話してくれたのですが、「資料がある方が他の教員と情報共有をしやすいので助かります」と言っていただけましたニコニコ

 

校長先生とお話した内容ですが、地方の小学校ということもあり、正直「他の子と違う文具や上靴を使ったり、前例がないことをしたりするのは、難しいかな・・・。」と勝手に閉鎖的なイメージを持っていたのですが、意外にもこちらの要望はほとんど承諾をいただけました驚き

 

nachi家から校長先生へ

Q.筋力が弱いので、いわゆる「ランドセルが重たい問題」に不安があります。通学にさんぽセルを使ったり、置き勉はしてもいいですか?

→さんぽセルOKです。置き勉は今まさにもっと取り組もうとしているところでして、現状は宿題で使う教科以外は置き勉可にしていますが、もっと置き勉を増やそうと考えています。

 

Q.筆圧が弱いので6Bの鉛筆の使用や、足首が固定される形状がいいので学校販売以外の上靴の使用はOKですか?

→OKです。学校では2Bの鉛筆や、学校販売の上靴を『推奨』はしていますが、義務ではないので、他の物を使っている児童はたくさんいます。

 

Q.校舎にエレベーターがありましたが、子どもは使用してもOKですか?

→通常は児童には使用しないよう言っており、来客者・保護者・怪我をしている児童は使用OKのルールにしていますが、息子君は使っていただいて大丈夫です。児童数が多く、絶えず数人はけが人がいる状況なので、息子君の使用が特に目立つということもないと思います。

 

逆に校長先生からは、

・投薬などの必要はあるか?

・病気のことをクラスの子に説明してもいいか?

・運動会や体育などは、息子君も一緒に取り組めるようクラスでやれることを考えていくことになると思うので、クラスの子たちにもある意味勉強になる形で進めさせてほしい

などの質問やお話がありました。

 

就学相談の担当者からは、

・肢体不自由者用の机や椅子を申請することが出来ますがどうしますか?

・校舎内を見回って、手すりを追加して欲しい所や修繕して欲しい所はありましたか?

・最終確認ですが、普通級への進級ということでよろしいでしょうか?

等々聞かれました。

学校設備には特に問題もないし、机等は最初は既存の物で様子見をしたいこと、そして当初の話通り普通級でお願いしますということを、再度伝えました。

 

時間にして2時間程だったでしょうか。

授業時間内だったにも関わらず、じっくりと対応していただけ、入学への不安もかなり解消できたので、本当に感謝ですニコニコ

 

これにてnachi家の就学相談は終了となります✨

一連の相談を通して重要だと思ったのは、

・とにかく行動は早めに起こすこと(コロナや子の体調不良で日程がズレることがあるから)

・疑問、質問は事前にしっかりまとめていくこと

です驚き

 

お子さんの就学相談に行こうか悩まれている方の、参考になれば幸いですニコニコ