このブログは、とある地方都市に住む主婦が、障害児育児や日々の生活について綴っているブログです。

 

息子のステータス

3歳

軽度知的障害(2歳半の時に診断)

身体発達遅れ(1~1年半)

 

先日産後アポなし訪問の義母に取った行動の記事が、ありがたいことに多くの方に閲覧・いいね!をしていただきました。

今日はそれに関連して、産後里帰りの時に友人が実母に言ってくれた一言を紹介したいと思います。

 

私は出産時は里帰りせず、産後しばらくしてから里帰りしました。

産後ゆっくりするため、というよりは地元の友人たちに会いたい・息子を見せたいという目的の方が強かったです。

しかし、実家にはアポなし訪問をしてくる義母よりもより強力な敵がいたのです。

 

それは実母

 

実母は私含め3人の子供を育て上げ、また医療関係の仕事をかじったこともあることから、育児にと~っても口を出してきました。

出産、育児を経験した先輩として、色々助言をしたい気持ちは分かります。

しかしそもそも、実母の時代と私たちの時代では育児の常識そのものが大きく違っています。

 

例えば

・昔は生後すぐから果汁を飲ませた→今では6か月未満には果汁は不要

・昔はお食い初め(生後100日)から離乳食をはじめた→今では離乳食は生後6か月以上から

・昔は「抱き癖が付くから」と泣いても抱っこはしなかった→今では科学的な観点からも抱っこが推奨されている

などなどなど・・・。

 

上げていけばきりがありません。

これは母親世代が悪いというわけではありません。実際、彼女たちが育児をしていた頃には、母子手帳にそう書かれていたわけですから。

ただそれを何かするたびに言われ続けるとストレスがたまるたまる・・・。

 

そんな中、私は今でも強烈に覚えている実母の言葉があります。

息子は体重がなかなか増えなかったため、医師から

 

「寝ていたとしても、2~3時間おきに起こして授乳をしてあげてください。」

 

と言われていたためそうしていたのですが、実母が、

 

「寝ているのにわざわざ起こして飲ませるなんて可哀そう。」

「『寝る子は育つ』って言葉を知らないのかしらね~。」

「そんな育て方してたら障害者になっちゃうわね。」

 

と言ったのです。

 

当時はまだ息子の知的障害も身体発達遅れも自覚さえない頃でしたが、私は実母のこの言葉に強い怒りを覚えました。

 

たかだか3人育てた人より、何千人も赤ちゃん診てきた医師の方を信頼して当たり前やろ。

つか「障害者になる」って何?なんの障害になるっての?

ってか悪口的に「障害者」って言葉使うとか信じられんわこのババア。

 

ストレスで母乳の出も悪くなってきていたので、予定より早めに帰ろう・・・そう考え始めた時、高校からの友人が息子の顔を見に訪ねてきてくれることになりました。

 

彼女は友人たちの中でも割と早めに結婚していて、当時すでに3歳ぐらいの子供もいる人でした。

友人は息子の顔を見て、可愛い可愛いと言ってくれ、出産祝いもくれました。

友人のことを知っている実母が時々、

 

「でも友人ちゃん、nachiったらね~、〇〇みたいな育児するのよ~?信じられないわよね~!?」

 

と口をはさんできましたが、友人はニコニコ。

せっかく友人が来てくれたのに、いまいち私は明るい気分になれぬまま、友人が帰る時間になりました。

玄関に私と母で見送りに行き、友人が靴を履きながら言ってくれた一言は今でも忘れられません。

 

「nachi、育児って超大変だけど、頑張ってね!うちらの親世代の言うことなんで全ッ部間違っていることだから、無視しちゃっていいんだよ!

 

爽やかな笑顔の友人と、対照的に苦虫を噛み潰したような実母の顔を交互に見て、ものすごく気分が晴れやかになったのを今でも覚えています。友人の言ったことは極端な気もしますが、恐らく私の母の様子を踏まえて敢えて言ってくれたのだと思います。

 

「あなたは間違っていない」

 

と肯定されたような気がして、凄く嬉しかったです。

たった一言ですが、その一言は私に育児の自信を与えてくれました

 

息子が障害者となった今現在、もしこの友人の一言がなかったら、私は、

 

「実母の言う通り、私の育児が悪かったから、こうなったのかも・・・。」

 

と鬱々としていたかもしれません。

 

でも今、そんな気持ちはかけらもありません。

息子の障害は育児でどうこうできるものではなく、そういう運命だっただけ。

でも息子が毎日笑顔で楽しそうに過ごしているのは、私が育てているから!

と謎の自信を持って日々過ごしています(笑)

 

この友人とは今でも帰省した時には会い、子供同士遊ばせる仲です。

会える回数は年に1回かどうかといったところですが、私は彼女とずっと良き友人でいたいと思っています。

 

あの時、あの一言を私にくれて、本当にありがとう(^^)