茨城県の教育委員会管轄の
「電話相談」の相談員志願者向けの研修をしてきました!

私の担当内容は、「性の相談対応」。
大学生から70歳を超える方が志願者として参加し、
朝の10時から16時までのプログラムを共にした。


私の講義は午前中で、自分の生い立ちや、性のカウンセラーを目指した経緯、
よくある相談事例、日頃の相談対応の工夫などをお話した。

休日の朝10時から性の話を聞くなんて、
緊張している人も多いと思ったので、
私の赤裸々な笑える自分のエピソードで
会場をなごませたかっのだが、

会場をドッと笑いの渦に包むには、
まだまだ修行が足らんかった(笑)!!

午後は、参加型ワークショップ。
午前中の私の講義の感想や
自分たちの性のイメージについて共有。


私の講義では
「”性は楽しいもの”と思っていい!」というメッセージが、
一番印象に残ったようで、
志願者一人一人の「性の意識改革」に
ちょっと貢献できたようで、嬉しかったなぁ~。

特に20代の志願者さんたちは、
中学高校で学校の先生から、
性的なものは「禁止」「見てはいけない」「そんな発言してはいけない」など、
否定的なことばかり言われてきたことが、
今の性イメージに影響を与えているようだった。


やっぱり学校での性教育は期待できない!!

 

実は、「性の相談」と言いつつも、
自分の性的な欲望を発散するために、
相談のフリをして、
カウンセラーの善意を踏みにじる行為をする人も
少なくないことをお話した。


こういう電話を受けると、
突然、性被害を受けたような状態になるので、

電話を切った後は、
スタッフの間で不快な気持ちを吐き出したり、
再発防止に向けて、県の担当に対策を練るように伝えたり、
相談受付のホームページに警告を記載するのも有効とお伝えした。

性の相談


茨城県の研修を担当するのは2年目で、
昨年度もお会いした相談員の方たちにも再会ができて、
継続して頑張ってらっしゃる姿にも感動した!
また昨年度に相談員の方から伺った相談現場での悩みを、
今年の研修内容に反映したことも伝わっていて、
2年目は昨年とは違う達成感もあった。

帰りの電車で飲もうと、ビールを買っていたが、
なんと帰りに「お土産です♪」と、梅酒をもらいました~(^^)v
理恵子、感激♡。

性の相談を始めて今年で10年、
電話相談を始めて2年。
自分の経験が新しい相談員の育成に役に立つのは本当に嬉しいなぁ!!

これからも頑張ります!

西郷理恵子の
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