子どもの性の相談

3月1日(日)は茨城県の教育委員会が設置している「子どもホットライン」
サポートスタッフ志願者研修があり、
「子どもの性の相談」についての講師をしてきました。



私も13歳の9月に「警視庁こども電話相談室」に
性の相談をしたことがありますが、
その経験から「大人は分かってくれない。
大人には2度と性の話はしない」と心に誓った、
という昔話も、紹介しました(笑)

あれから20年以上月日が流れ、
まさか電話の向こう側にいる相談員の方に向けて、
私がお話する立場になるとは、夢にも思いませんでした。


でも、あの悔しい想いも無駄じゃなかったんだなぁと思うと、
すごく感慨深くなりました。人生って不思議ですね。


 
私のような変り者が、突然東京から来て、
恥ずかしげもなく性の単語を連発し、受講生の皆さんにとっては
一種カルチャーショックのような状態だったと思います。


でも、相談員さんの間でも普段は「話しづらい。言えない」と思っていたことが
話せるようになるための、
何らかの「揺さぶり」につながればと願って、敢 えて行ったことでした。


水戸の子どもホットラインは365日、24時間体制で無料相談を受け付けていることもあり、
卑猥な目的のニセ子供(大人)からの電話の応対に、
相談員の皆さんは心身とも消耗し、苦労されていることも分かりました。


やはり地方自治体の「子ども電話相談」の運営も、
やる気のある行政担当がいて、
相談員皆さんが同じビジョンや目的を共有して、
モチベーションを維持、向上するための組織を
マネージメントすることが重要なんですね。



それを肌で感じることができて、勉強になりました。
最後に、私を講師に選んでくださった担当のOさんの
「勇気」と「センス」に心から感謝します。

私にとっても、想像以上に収穫の多い、
貴重な勉強の機会になりました!

またこの講義の内容に関して
アド バイスをくださった先生方や友人たち、
Special thanks to you!! 

水戸の相談員の皆さん、また会いましょう!


私の電話相談でも
思春期のお子さんとの直接の会話が可能です。
相談の申込はエキサイトお悩み電話相談室からお願いいたします。


水戸