先日、アニキと慕う白熊先生と

橋口亮輔監督の「ぐるりのこと。」の試写会に行ってきました。

http://www.gururinokoto.jp/


【あらすじ】

--90年代初頭から21世紀へと時代が激変した10年。

実際に起きた社会的事件の数々を背景に、

一組の夫婦の時の流れを、丁寧に、心にしみいるように紡ぎだした物語です--




プレミア試写会ということで、橋口監督と主演の

リリー・フランキーさんと木村多江さんも会場に登場!!




ぐるりのこと。





監督の橋口さんは同性愛の監督で過去2作

「二十歳の微熱」「ハッシュ」はともに同性愛の主人公を描いた作品でした。


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袴田吉彦/二十歳の微熱



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橋口監督は、「ゲイばっかりではなくて、

夫婦も描けるというところを見せなきゃと思って」

なんて、とおっしゃっていました。






実は、映画のオープニングは


「夫婦のセックス回数談義」から始まるんだけど


妻の提案により、週3回のベッドインを目指して、

カレンダーには、赤いペンでバツ印が……ヒミツ




しかし、そんな日に限って、まっすぐ帰ってこない夫に向かって




「なんで印付いている日に


限って帰宅が遅いの!!」




と短パンTシャツ、バナナをかじりながら、すっぴんで怒る妻。




しばらく平行線の会話が続くんだけど、

このやりとり、かなり可笑しかったにひひ






ネタばれしないように、内容はこの辺で。






けして裕福でもなく、地味で平凡な夫婦なのですが

不器用ながら、ただただそばにいることしかできず

それでも、相手を受け止めようとするリリーさん。




何があってもけして離れることなく一緒に


絆を深めていく夫婦の姿は本当に感動的でしたしょぼん




あちこちに感情移入して、なんか泣きすぎて、

涙が首までツタって・・・ひどかったです。。。




リリーさんが壇上で、




「俺も44歳で行き送れ組なんだけど、


この映画に出て、結婚したくなった。」


とおっしゃっていたのですが、見終わって本当に納得。




そして、私もだんなのそんな存在になれているのか、これから

長い年月をかけてなっていけるのか、いろいろと考えさせられました。



試写会だったから、隣にだんなは座っていなかったのですが、


一緒に見て「あんな夫婦になれたらいいね。」


手を繋いでみたかったなぁヾ( ´ー`)




いろんな価値観を確認できると思うから、


未婚の方はぜひ、本命の恋人と一緒に見に行ってください。




既婚の方は、一人で悶々と考え込まぬよう、


絶対に相方と見ることをお勧めしますラブラブ




ぐるりのこと。




「ぐるりのこと。」は、6月7日から全国ロードショーです!