この「差」は一体。。。
こんにちは
4ヶ月の日本滞在からプリンスエドワード島に戻って来ました。
札幌の実家から、プリンスエドワード島の我が家までの道のりは、
車、電車、飛行機3回、車で、トータル27時間くらいかかります。
今(夏時間)の時差は12時間。
何度経験しても、この道のりと時差はきつくて、歳を重ねるごとにますますきつく感じているかもしれません。
今回、夫は私たちより1週間ほど先に日本からカナダへ帰っていました。
その際に、飛行機が遅れて、乗り換えがスムーズにいかず大変な思いをしていました。
私たちも似たようなことになるように見えたのですが、実際には180度違う経験をしました。
そのことを書かせていただきます。
予定の旅程としては、
午後5時くらいに東京を出発 →
13時間ほど飛行機に乗って、トロント着 →
トロントで待ち時間、約4時間半 →
プリンスエドワード島行きの飛行機約2時間 →
車で20分 → 家に到着
夫はトロント行きの飛行機が5時間くらい遅れて、乗り換えの便に乗れず、
翌日の同じ便に振り替えされたようですが、仕事で早く帰る必要があったらしく、
別な便でモントリオールを経由してプリンスエドワード島へ帰って来たようです。
その際の対応が良くなくて、かなり不満を持っていました。
私たちの飛行機も遅れるかも、と夫に言われ、
実際に「東京発の飛行機が4時間半遅れる予定」と、事前に連絡が来ました。
夫の話を聞いていたので、覚悟はしましたが、
「無事に家に帰ることができればそのことに感謝、何が起きても受け入れる、でも全て上手くいく」
ということをイメージしました。
成田で搭乗手続きをした時に、「飛行機が遅れたお詫びに」と空港のレストランで使えるクーポンを一人2500円分渡されました。
そんなことしてもらえるとは思ってもいなかったので、まず最初のびっくり。
最後の美味しい日本食を楽しみ、ストレスなく空港での待ち時間を過ごすことができました。
そして、トロント行きの飛行機に乗り、問題はトロントでの乗り換え。
時間的にはかなり厳しく、もしかしたら乗れないかも、
そうなると、到着は夜遅いので、ホテル宿泊か、空港で過ごすか?
まだ決まってないことを考えたくない、まずは「間に合う」と信じよう、と。
娘に話して、「絶対乗れるって思っておこう」と気持ちを合わせました。
娘も「100%乗れる」と言い切ってくれました。
後半、私が乗れなかったら、の仮定の話をしようとしても、「絶対乗れるでしょ」と言ってくるくらいでした。
トロントに到着すると、飛行機を出たところで、乗り換えへ誘導する係りの人が待っていてくれました。
私たち以外にも同じ便に乗り継ぐ人が20人くらいいたので。
その時点で、気持ち的にずいぶん楽になりました。
自分たちで、間に合うかどうかわからない乗り継ぎへの行程を急がなければならないのはすごいストレスですが、
係りの人が誘導してくれるということは、まずは「乗り継ぎ可能」という前提がある。
この行程も荷物のセキュリティーチェックなどスムーズにいかない部分があり、ハラハラしたのですが、
無事に乗り継ぎ便に乗ることができました。
飛行機が私たちのことをしばらく待っていてくれたようです。
これも驚きでした。
そんなこんなを乗り越えて、予定より1時間ほどは遅れましたが、無事に家に着くことができました。
そして、さらに驚いたのは、
数日後にエアカナダから、飛行機が遅れたお詫びに一人200ドルのクーポンがメールで送られて来たことでした。
似たような、というか私たちよりもひどい目にあった夫は、レストランのクーポンもエアカナダのクーポンも何もなし。
私よりもずっと押しが強い夫ですから、相手に客としての権利を要求しましたけれど、いろんな理由をつけられてほとんど何もしてくれなかったようです。
この差は一体なんなのでしょう?
エアカナダに対しては今まで、日本の航空会社と比べるのは申し訳ないというくらいサービスが良くないという残念なイメージだったのですが、
今回の私たちがした経験は今までのサービスに比べると、もう素晴らしいの一言でした。
一方、夫の経験は真逆なもので、今まででも最悪のサービス。
私がしていたことで、この両極端の良い方を得られたことにつながったことで思いつくのは、
自己責任という概念の元すべてを受け入れる覚悟で、ホオポノポノをしていた。
自分がラッキーだと認めて、公言している。
娘と前向きな思いを共有したことで、そのエネルギーが倍増した。
感謝を先取りしていた。
ことではないかな。
このことに関しては、これでいいんだよのサインをいただいたのかなとも感じて嬉しいです。
おつきあいいただき、ありがとうございます。