プライドの人 2
こんにちは
昨日、バンコクに着きました。
ラオスの「ピーマイ」、タイの「ソンクラーン」同じ時期にお正月で、水掛け祭りが行われています。
一度、たまたまミヤンマーを旅行中に経験したことがありますが、今回も意図してでなく、偶然この時期に重なって。
普通に街を歩いていて、水をかけられてずぶ濡れになるお祭りです。
この時期にここにいることはなかなかないことですので、ラッキーと思って楽しんでいます。
最近気になっているプライドのお話。
ラオスでとても印象的なプライドの人に会いました。
ラオスは日本やカナダに比べて物価が安く、
タイも物価が安いと思っていましたが、それよりも更に安く。
また、タイほどではないですが、マッサージのお店があちこちにあったので、私の仕事の勉強も兼ねて、しょっちゅうマッサージを受けていました。
そこは、ヘアサロンと併設してあったマッサージのお店でした。
普通のお家の中を通って入った一室に、マッサージのマットが並んでいてカーテンで仕切られている様な場所で、
素敵なスペースとは言い難い環境でした。
それでも先入観を持たず、待っていました。
セラピストは常設ではなくて、呼ばれて来るシステムの様で、
5分から10分ほど待ってセラピストが来てマッサージが始まりました。
40℃近くの暑さでうだっていた中、ひんやりとした手が気持ちよく、落ち着いた思いやりのある施術に深くリラックスさせてもらいました。
その方はまだとても若く、手技はとてもシンプルなのですが、受け手や仕事に対する真摯な姿勢が崇高に感じるほどでした。
こう言っては申し訳ないのですが、素敵な空間とは程遠い場所なのに、その人は5スターホテルで働ける様なセラピストで、そのギャップに驚きました。
そういう場所で、ある意味それなりでやっていくこともできるだろうに、どうやってそういう姿勢を身につけたのだろう?と興味深いです。
その人は、これからどういう形であれ、人生を上昇させていくだろうなと想像できます。
私も彼女が益々幸せになることを願っていますし、これからの彼女のお客様達も私の様に思うだろうなと思います。
おつきあい頂き、ありがとうございます。