何はともあれ、一息ついて最初にする事はやはり、一番大事な命の水の確保でした。
父が帰って来るまでの間に家の掃き掃除、拭き掃除を早く終えて、通電の手続きと井戸堀の手伝いを連れて帰る父を待つだけの状態にしておきたかつたのです。
これからご近所付き合いが始まるであろう人達が、 興味深げに中を覗いたりしながら、母に声をかけて来ました。
田舎の人達にとつては普通の事で、挨拶のようなものです。 何処から来たのか、何人家族か、父はどんな仕事をしてるのか、 興味深く聞いてきます。
人々の詮索好きは今も変わらないですね、 変わるとすれば今の人は、興味はあるけど
近所付き合いが苦手で、
自分から積極的に話をしない事です。
お陰で一時的に親しくなつたご近所の人から水を分けて頂き、拭き掃除をする事が出来ました。
取り敢えず大体の目時が経ったころ父が帰って来ました。もうお昼です。
用意したおにぎりを皆でほうばり、一休みして、早速、井戸堀を始めました。
私にとつては何もかも初めての経験です。
まず地下水脈の場所を見つけてから井戸堀を始めました。鉄管を継ぎ足しながら土や泥を地下から抜き出し、
最後は水分の混じった小じゃりが出てくると
もうすぐです。
私は側でワクワクしながら見ているだけで何の役にもたちません。先行きを楽しみにしているただの見物人です。
工事を始めてやっと手押しポンプを設置し呼び水を入れて何度かのチャレンジでやっと泥と砂利を含んだ水が出てきたときは本当に感激しました。
もう外は暗くなつていましたが、電気は既に開通しており暫くポンプを押し続けて綺麗な水に変わって来たときは、
みんな大喜びし、ばんざいしました。
その間、母は、掃除した押し入れに解いた小物や布団を片ずけて、いつの間にか工事の人達のお酒も用意し簡単な夕食の仕度を終えてみんなを待っていました。
ポンプのある場所は、3畳程の土間で、隣が壁を隔てた、3畳の玄関です。6畳一間の部屋が障子で仕切られて、くつっいてる間取りです。
お世話になった工事の人達と一緒にみんなで食事をしました。
さて一通りの行事が終わり、とりあえず遅くなったので布団を敷いて寝る事になったのですが
六畳一間なので家具を避けて寝ると鰻の寝床状態でした。次女の誕生も控えており先が思いやられました。
すっかり忘れてました。恐怖がやって来る事を、昼間の事です。掃き掃除の時に、私の最も苦手な、それも巨大な蜘蛛が壁にはりついて、足をいっぱいに拡げこちらを睨み付けて威嚇していました。
私はそれを見て、恐怖と気持ち悪さで動けなくなりました。 まるで自分の敷地に了解も無く
無断で入って来た者を咎めるようでした。
何処からともなく隙間風が入って来ているようで、嫌いなヤモリが呼応するように、我が物顔で何匹も、うろちょろしてました。 恐ろしいよ~.ョョ…
こんなボロ家にこれからずっと住んでいたく無い。 とても怖くて、全く自信がありませんでした。絶対に壁側には、眠らないぞと密かに誓いました。
私は目が冴えて眠れません。こんな家なので、何処からか昼間、私を悩ました物共が表れたら大変です。
いっでも逃げられる心構えだけはしておきたいです。しかしみんなが眠り始めると今度は天井からドドドと続けざまに音がしてきました、
完全にお化け屋敷です。隣でグウスカ寝ている兄を確かめました。両親も寝てるようです。妹はまだ一才、それを見て尚更、不安感が押し寄せて来ました。
今、何か起こったら誰も助けてくれないでしょう、もう覚悟を決めました。 頭からすっぽり布団をかぶりました。
!他に行く所も無いので環境になれる迄我慢するしかないのです。 トホホ……
父が帰って来るまでの間に家の掃き掃除、拭き掃除を早く終えて、通電の手続きと井戸堀の手伝いを連れて帰る父を待つだけの状態にしておきたかつたのです。
これからご近所付き合いが始まるであろう人達が、 興味深げに中を覗いたりしながら、母に声をかけて来ました。
田舎の人達にとつては普通の事で、挨拶のようなものです。 何処から来たのか、何人家族か、父はどんな仕事をしてるのか、 興味深く聞いてきます。
人々の詮索好きは今も変わらないですね、 変わるとすれば今の人は、興味はあるけど
近所付き合いが苦手で、
自分から積極的に話をしない事です。
お陰で一時的に親しくなつたご近所の人から水を分けて頂き、拭き掃除をする事が出来ました。
取り敢えず大体の目時が経ったころ父が帰って来ました。もうお昼です。
用意したおにぎりを皆でほうばり、一休みして、早速、井戸堀を始めました。
私にとつては何もかも初めての経験です。
まず地下水脈の場所を見つけてから井戸堀を始めました。鉄管を継ぎ足しながら土や泥を地下から抜き出し、
最後は水分の混じった小じゃりが出てくると
もうすぐです。
私は側でワクワクしながら見ているだけで何の役にもたちません。先行きを楽しみにしているただの見物人です。
工事を始めてやっと手押しポンプを設置し呼び水を入れて何度かのチャレンジでやっと泥と砂利を含んだ水が出てきたときは本当に感激しました。
もう外は暗くなつていましたが、電気は既に開通しており暫くポンプを押し続けて綺麗な水に変わって来たときは、
みんな大喜びし、ばんざいしました。
その間、母は、掃除した押し入れに解いた小物や布団を片ずけて、いつの間にか工事の人達のお酒も用意し簡単な夕食の仕度を終えてみんなを待っていました。
ポンプのある場所は、3畳程の土間で、隣が壁を隔てた、3畳の玄関です。6畳一間の部屋が障子で仕切られて、くつっいてる間取りです。
お世話になった工事の人達と一緒にみんなで食事をしました。
さて一通りの行事が終わり、とりあえず遅くなったので布団を敷いて寝る事になったのですが
六畳一間なので家具を避けて寝ると鰻の寝床状態でした。次女の誕生も控えており先が思いやられました。
すっかり忘れてました。恐怖がやって来る事を、昼間の事です。掃き掃除の時に、私の最も苦手な、それも巨大な蜘蛛が壁にはりついて、足をいっぱいに拡げこちらを睨み付けて威嚇していました。
私はそれを見て、恐怖と気持ち悪さで動けなくなりました。 まるで自分の敷地に了解も無く
無断で入って来た者を咎めるようでした。
何処からともなく隙間風が入って来ているようで、嫌いなヤモリが呼応するように、我が物顔で何匹も、うろちょろしてました。 恐ろしいよ~.ョョ…
こんなボロ家にこれからずっと住んでいたく無い。 とても怖くて、全く自信がありませんでした。絶対に壁側には、眠らないぞと密かに誓いました。
私は目が冴えて眠れません。こんな家なので、何処からか昼間、私を悩ました物共が表れたら大変です。
いっでも逃げられる心構えだけはしておきたいです。しかしみんなが眠り始めると今度は天井からドドドと続けざまに音がしてきました、
完全にお化け屋敷です。隣でグウスカ寝ている兄を確かめました。両親も寝てるようです。妹はまだ一才、それを見て尚更、不安感が押し寄せて来ました。
今、何か起こったら誰も助けてくれないでしょう、もう覚悟を決めました。 頭からすっぽり布団をかぶりました。
!他に行く所も無いので環境になれる迄我慢するしかないのです。 トホホ……