ますかけ線【いつも笑顔でいる手相】

●いつも笑顔でいる手相

こんにちは、絵本de手相の國本ひろみです。

暑い夏も、もうすぐ終わりそうですね。

いつも間にかセミの鳴き声が聞こえなくなり、雲も、風も、すっかり秋の様子です。

昔、ある村に「泥かぶら」と呼ばれ、みんなから醜い、汚いと嫌われている身寄りのない女の子がいました。

罵られるたびに、泥かぶらはますます人を恨み、乱暴になるばかりでした。

そんなある日、ひとりの老人が「おまえはよい子だ」とほめてくれたのをきっかけに、彼女は胸のうちを話します。

「ちきしょーう！みんなが、あたいのことばかにするんだー！

いやだー！もうたくさんだー！

もっときれいになりたいよぅーっ！」

老人は、「そうか、つらかったのう。だがな、顔というものはかわるものなのじゃ。３つのことを守ればな」

といって、教えてくれました。

自分の顔ををはずかしいと思わないこと

どんなときも笑顔でいること、

人の身になって思うこと

その日から泥かぶらは顔をあげ、にっこり笑い、たとえどんな仕打ちを受けても人に親切に接するようになりました。

毎日、毎日、何年も何年も・・・。

人の罪を変わりにかぶったり、つらい仕事をすすんで引き受けたり、しまいには、人買いの身代わりまでなりました。

人を疑うことしか知らない人買いでしたが、泥かぶらと道中をともに過ごすうちに、その笑顔や親切に、段々と心が温かくなってきました。

そうして人買いは、すっかり改心し、「ほとけさまのようにうつくしいひとへ」と手紙を残して、姿を消したのでした。

　※　※　※　※

泥かぶらさん、手相をね、見せて欲しいのだけど、いいですか？

ますかけですね。

正直で、自分に素直で、いつも笑顔でいる人がもっている線です。

あなたは、どんな時も笑顔で、人の身になって喜んでもらおうとしたとき、我慢もたくさんしましたね。

良いことばかりではなかったと思います。

それでも笑顔でいるあなたに、ひどい言葉はかけません。

それどころか、みんながあなたに感謝し、頼りにするようになりました。

だから醜いと言われ続けた顔も、あげられるようになりました。

自分の醜い部分を隠さないというのは、なかなかできないものです。

もしかしたら、これが一番難しいことなのかもしれません。

笑顔になると決心したので、他者肯定ができました。。

人の身になって思うと決心したので、物事の良さを見つけることができました。

自分の顔を恥ずかしいと思わないと決心したので、自己肯定ができました。

泥かぶらの顔は、ちっとも醜くないし、汚くもないですね。

実は、ずーっと前から・・・・＾＾

完全オーダーメイド、自分だけの人生設計図が書かれてある「手相」は、自分の強みを活かした生き方が見つかります。神戸はもちろん、大阪、東京、名古屋、徳島、広島、熊本、沖縄、仙台、札幌ほか、海外からもご依頼いただいています。

手相で見つける私の人生の歩き方｜國本ヒロミ