今年は「整理整頓」にチャレンジする年だったなあ。

でっかいでっかい苦手意識、「お部屋のお片付け」に

お金を!はらう!ふおー!どきどきする!

そのために!この汚い家に!人を!
しかもとてつもなく綺麗好きな!!人を!!入れるーーーー!!

まずこのハードル飛ぶのが勇気いるね。

「あ、この人の伴走なら飛べそう」って思えた、

暮らsingのあさおかまみちゃん。

一度お願いしたらその効果絶大なり、で

今回は3回目の依頼。あたす頑張ってる。

 

1回目「文房具と書類」

2回目「廊下の押し入れ」

 

に続き、さて今日は難関の「洋服」か「本」どちらかに着手する。

どっちもうまく収納できなくて散らばっている。

前回「かなちゃんは本が好きだから、本からがいいかな?」とまみちゃんが勧めてくれたので、

どっちがいいのか考えてみる。

 

うーん。

洋服が先がいいな。

新聞の片付けを手伝ってもらいながら、まみちゃんに理由を話す。

この説明が「アタマの整理整頓」になるので喋りちらすことにしている。

 

本は好きだから、部屋に散乱していても嫌な気分にならない。
山積みになっていて困るのは埃くらいで、あとは特に問題はない。
わたし固有の持ち物なので、「あの本どこにある?」と聞かれることはほとんどない。
 

洋服はというと、

たたんでしまったり、ハンガーにかけたりしないで散らかしていると
それだけでダイオウイカを頭で支えているような重みがある。

「女性なのに、母親なのに、洋服を大事にできない、管理できない」という

視線をダイオウイカがおくってくる(ダイオウイカの目を見たことがありますか。怖いですよね、あれは)。

 

娘と服を共有しているし、洋服以外でも洗濯物には学校で使うものなどもあるし

「どこにあるの?」と聞かれてわからないと

「ああ・・・わたしは服や小物の管理のできないダメ母・・・!」と

ダイオウイカが首をしめてくる。

散らかした服をひろいあげて着ようとするとしわくちゃで、

もう出かけなくちゃいけなくてアイロンかける暇なんかなくて、

おおおお。ダイオウイカの抱擁で身動きできず、余計お洋服の片付けがおっくうになる・・・
 

ひとの行動には、妙なストーリーが付随しているのだなあ、と話していて笑ってしまう。

 

ということで服を片付け始める。
わたしの性格、部屋のつくり、動線や家族との兼ね合いなど考慮してまみ先生が提案してくれたのは、

今シーズン着るものは全てハンガーラックにかける。

下着や靴下など小物類やシーズンオフの服などをたんすにしまう作戦。あいあいさー!

お喋りしつつ、お互いもくもくと作業をすすめて、大量のゴミが出て少量の被服収納がおわる。

 

ダイオウイカが安らかに眠りについたので

次回の本の片付けイメージも共有して

また来年よろしくね!とまみちゃんを見送る。

夜、お風呂にはいろうとして洋服のはいっている引き出しをあけたらこんなふうになってた。

知らなかった。そしてやはり本は部屋のそこかしこにある・・・。細胞分裂して増えてるよね本て。

 

 

 

 

 

どうして片付かないのか、どこを何故片付けたいのか話す。

一緒にもくもくと作業をする。

これらには確実にある種のセラピー効果があるね。

とても心がすっきりする。そして気が付くと部屋もスッキリしている。

わたしがまみちゃんに依頼してから、子どもも自主的に部屋の片づけをはじめた。びっくりだ。

母が勝手にはじめたことで、特にお片付けについて話し合ったことはない。

汚部屋の住人だったのにどういう風の吹き回しだろう・・・と思うけど、
家族の心が整い、部屋の一部が整ってくれば

一緒に住むひとに影響するのは当然のことかもしれないね。



来年、本を片付けるのがとても楽しみ。

スッキリした部屋での読書はさぞかし良い気分だろうなあ。

お片付けが楽しみになるなんて、良い年末ですこと!