こんにちはnikoshibaです。
前項を見逃した方は、このnikoshibaブログの項目(下部)から専門店マニュアルでご案内しています。(専門店のノウハウを全て公開しています。こちらの専門店マニュアルでは今までのアップ分をご覧になれます)
商品選定の基準
商品の仕入れ次第で、利は元にありの格言ではないですが、商品仕入れで店の繁栄の基になることを理解した上で仕入れ業務を理解しましよう。
※会社の戦略、例えば粗利益率の設定次第で仕入れる商品取引メーカーの選定までが変わります。その上でコンセプトやターゲット層などを理解することです。
*ターゲット層とは所得者層、年齢層、性別、感性その他
*専門店の場合は、実用品で使用頻度の高い商品を中心に、付加価値を持たせた商品(こだわりを持つ)
*メーカー戦略と商品政策、プライス政策を守る。
お取引先は商品力、協力度、そして企業力などで判断をし、短期で考えてはなりません。お取り引きしたら永遠にお取引が出来るかを考えてお取引依頼をすることです。
商品政策はその時期により、どのカテゴリーを伸ばすかが鍵となります。
品揃え部分はプライスゾーン、ライン、ボリュームゾーンを考えて商品を選定します。
これらに関しては商品戦略上重要な部分なので、会社の方針を考えた上で決定します。
定番商品の決め方
定番商品とはそのお店の商品販売の中心となるもので、商品戦略上でカテゴリーを分けて考えます。
多くの品種を扱う業者さんの場合は、商品種毎に大分類、中分類、小分類と区分けをします。
レイアウト上でも考慮をし、その上で商品分類、棚割イメージを考えて、商品マーク数など、頭に入れた上で商品選定をしていきます。
感性専門店の考え方
一般的には品揃えの考え方で良いのですが、感性を意識した専門店では品集めをした上で売れる商品、売れるであろう商品で品揃えをします。
○ 品揃え商品 ― カラーイメージ、プライスライン、プライスゾーン、ボリュームゾーンを考えて品揃え
○品集め商品 ― 雑貨などの場合は、商品の特性をイメージし、お客様へ夢と楽しさを演出出来うる商品とかを
例えば、主軸の商品を販売するために、その周りの付属商品で売上にはつながらないかもしれないが、楽しい、かわいいなどで集客要素のある商品を品集めをして集客に繋げます。
○ 開発商品 ― これから売れそうな商品、少し高額だがお店の戦略上、必要な商品。今後のお店作りの戦略商品としての位置づけの商品になります。
品集めとは、簡単にはいろいろな商品種から、イメージに合った商品を集めることですが、感性商品、特に雑貨の場合は嗅覚、聴覚、味覚、触覚、視覚などの人間の五感に訴える商品をイメージしての商品集めも必要です。
この事で、店に楽しさを醸し出す演出効果がある。通常は、プライス等を考えて品揃えするが感性MDでは、この様な品集めで販売し、育った商品を品揃えに移行する手法を取ると随時方向性が見えてきます。
次回に続きます。
このnikoshibaブログの、カテゴリー「売れる専門店構築」専門店マニュアルで順次公開したいと思います。
専門店、小売店を開業したい方は、ぜひ専門店マニュアルをご利用くださいませ。
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