昨日からの流れで、本日も英語の話を。
先日職場で仕事上がりに休憩室で、若い同僚と一緒になったんですけど、彼女は今この職場とは別に英語を教える仕事も少ししているらしく、英語教育の話になったんですけどね。
で、彼女が、「そもそも日本の英語教育って結構間違ってることが多い」って言い出しまして。
「日本ではI'm fine.って教えるけど海外ではfineなんて使わない」っていう、有名な話が出ましてね。
「あ~、でも、私フランスにいたから、イギリス英語だったんだけど、向こうだとみんなI'm fine.だったんだよ」って言ったら彼女は驚いていて。
「私もfineは使わないって聞いてたから最初のうちgoodで言ってたんだけど、あっちではみんなfineでgoodなんて人いなかったから途中から戻したんだよ」って話しました。
ちなみに彼女はカナダにいたらしく、カナダではfineは誰も使ってなかったそうです。
ついでに、フランスにいて驚いた、「I don't haveじゃなくてI haven'tって習ってたしね」って話もしたところ、
(でも私、have gotのところまで話してないな、haven'tしか話してない…have gotひとセットで話さないとちょっと正しくないね、今度補足しなくちゃ)
それも彼女はとても驚いていましたが、まー日本人的には驚くよね、私だってびっくりしたもん。
で、何が言いたいかって、結局「正しい英語」ってなんなのよ?って話だよね。
こんな狭い地域の日本でさえ方言がいくつもあって北と南じゃ全然話が通じないレベルかもしれないってのに、この広い世界で話されている英語が単語も文法も発音も全部共通なんてありえないわけだし。
なので、日本レベルでの「正しい英語」っていう観念は、こだわる必要ないなっていうか。
とかく日本人って「正しい」ことにこだわりがちで、私もそうなんだけど、そしてまさにこの会話の時も話したんだけど、「私なんかなまじ文法全部頭に入ってるせいで正しく話そうとしすぎて話せないタイプ」なんですが、正直そんなにこだわらなくたってある程度単語知ってりゃ、あとは話してるうちになんとかなることってだいぶあるよね、実際のところ。
もしそれがおかしな表現だったら、その都度相手に訂正してもらえばいいし(相手はめんどくさいだろうけどw)。
もちろん「正しく」話せることって、一定レベル以上になったら当然大事ではあるんだけど、だけどそこにこだわりすぎて口から英語が出てこないんじゃ本末転倒で、結果私みたいな典型的な、英語スコアだけ高いのに話せない日本人ができあがる。
私もこの歳までこれできちゃってるので、ここから勇気を出して話すようになるのっていまだにすごく大変で…でも少しずつ頑張ってるところです。
…ま、何が言いたいのかよく分からなくなってきましたけど、ま、そりゃ、最低限の文法は絶対知っとかなきゃいけないにせよ、あんまり正しいとかこだわる必要はないかな、と…とにかく話せ!と自分自身に言い聞かせて日々過ごしております(苦笑)
単語さえ知ってて、あとは恥という概念を捨てれば、どうにでもなるかな、と思うんですけどね…と、自分に言い聞かせながら日々頑張ろうと思っているところです。