ベルギー・オランダ旅行その11<ライデン・デルフト・ロッテルダム> | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

7月24日(金)。

 

朝イチでアムステルフェーンのお店に寄ってから次に向かったのは、ライデンという町。

 

今回オランダ旅行にあたって、ダンナが、日本との関係が分かるような場所があれば行ってみたいって言ってたんですよね。

 

イヤ、でも、日本からしたら鎖国中付き合ってたのは中国とオランダだけだから特別だろうけど、オランダからしたら日本なんて数ある貿易相手のひとつにすぎないと思うけどな…って言ったんですが、結局見つかったのがこのライデンのシーボルトハウス。

 

シーボルト、ご存知かとは思いますが、鎖国中に日本に来ていたオランダ人医師で、彼が日本から持ち帰ったものが展示されているのがここらしい。

 

てわけで、そこの予約を13時で取ってたんですけど…ライデンに到着したのが11時とかそんなもん。

 

まーでも多分、そんなに観光客いると思えないし、聞いてみたら時間より前に入れるかも(シュヴァルの理想宮のように)って思い、試しに受付で聞いてみたらOKってことだったので、じゃあ車を駐車場に入れてから出直しますと言って、駐車場へ。

 

シーボルトハウスに駐車場があるわけではなくて、駅前?の駐車場に停めて、そこから町の中を無料のシャトルバスが走ってるとのことで、それでシーボルトハウス前で降りられると。

 

 

こんなバス。

 

で、到着。

 

 

館内入ってすぐのところで、まずはシーボルトって何者?っていうビデオが流れてる部屋が。

 

 

これはかなりおもしろかったです。

 

シーボルトの娘が日本初の女医だとか、知りませんでした。

 

 

壁にはシーボルトが出島から江戸まで出向いた時の経路(と思われるもの)が。

 

さて、館内を歩きますが、

 

 

なんと…シーボルトが日本から持ち帰ってきたもの、この時展示されていたのは、これだけ…!!!!!

 

他にも2部屋ほどありそうなかんじでしたけど、どちらも改修中になっておりました…!!

 

イヤ、これはこれで興味深かったんだけども…ちょっとね~、これだけじゃ、さすがに…がっかり…。

 

じゃあ館内、他には何が見られたかって言うと、

 

 

なんか、日本の芸術における猫、みたいな…。

 

 

 

 

 

 

あ、そうか、この方も猫かww

 

現地の方達が熱心に時間をかけて作品を見ている姿は印象的でしたが…正直、私達が見に来たのはコレジャナイ感が半端なかったので、残念でした…。

 

でも、日本との友好を感じられる場所でしたよ。

 

 

こんなかんじで。

 

さて、帰りはシャトルバスは使わず歩きます、近かったしいつどこでバス乗れるか分からなかったので。

 

 

 

 

なかなか素敵な街並みでした。

 

実は町の中にも日本の詩?句?が書かれた壁が何ヶ所かあったりするようなんですが、まぁそれは探すことなく、さらっとライデンをあとにしました。

 

で、次はロッテルダムの予定ではあったんですけど、思ったより予定の消化が速かったので、ロッテルダムの少し手前にある、焼き物で有名なデルフトという町にちらっと立ち寄ることに。

 

私はあまり食器系は興味がないんですけど、ダンナが結構見るの好きなんですよね(滅多に買わないけど…)。

 

とりあえず駐車場見つけて停めまして、町歩き開始。

 

 

ここも運河の町でしたね、しかし絶対水流れてないよね。

 

デルフトに到着したのはお昼過ぎだったので、まずは適当にお昼ごはん…マックに入ろうと思ったら潰れてたので(苦笑)仕方なくちょっとお高そうなおしゃれカフェ(De Ark van Delft)に入りました。

 

 

私はカルパッチョのサラダ、

 

 

おいしかった!!

 

あと3人はサンドイッチを頼んだんですけど、

 

 

サンドされてないけどwでもとてもおいしかったみたいですよ。

 

オランダは食べ物は期待できないって聞いてたけど、私達は食べ物に関しては今回はわりと当たりだったなと思います(ま、伝統的なものって考えたらちょっと違うかもしれませんが…)。

 

さて、ここからちょっと歩いて、デルフト焼きの総本山?ロイヤルデルフトの店舗に向かったんですが。

 

 

オランダでここまであちこちで運河見てきましたけど、跳ね橋が開いてるのをここで初めて見ましたー!

 

で、ロイヤルデルフト。

 

 

 

 

 

なんか、値段の桁がおかしい、誰が買うの?!っていう食器が並んでました…。

 

 

これはさすがにめっちゃ悩みましたけど…でも、うーん、これにこの額払うならもっとかわいいミッフィーグッズがある…!とか思って、やめました(実際にはこの後ミッフィーグッズに出会うことはなかったわけだけども)。

 

ダンナはカップをひとつ買ってました。

 

ここ、ミュージアムが併設されてて、お皿に絵付け体験なんかもできるみたいなんですけど、

 

 

(すみませんナオさんまた勝手にリンク貼らせていただきました)

 

そもそも行くつもりがなかった町なので予約もしておらず。

 

あとは駐車場に歩いて戻ったんですけど、さっき上がってた跳ね橋を渡って帰ったんですが、そしたら今度、さっきこの跳ね橋が上がってるのを眺めてた橋が上がってた!(分かりますか?笑)

 

 

なんかちょっと嬉しかったです(笑)

 

さて、オランダ最後の訪問地は、ロッテルダム!

 

 

都会!

 

ここでの目的は、キュービックハウスという、変わった建物なんですが、突然現れました!

 

 

おおーっ!!すごい!!

 

てわけで近くに車を停めて、行ってみます。

 

 

なんかこのへんは、キュービックハウス以外にもユニークなビルが多かったです(すみません、写真多くなりすぎるので割愛しますが…)。

 

一方で、すぐ裏手は、

 

 

こんなかんじだったりして、なんだか表情が全然違う町でした。

 

さて、キュービックハウスの敷地内に入ってみます。

 

 

おぉーっなんかすごい!

 

 

空の切り取られ方も当然ユニーク。

 

このキュービックハウス、1戸を除いて全て、実際に人が住んでいる(もしくは事務所などに利用されている)そうで、1戸だけ見学用に有料で開放されています。

 

 

ここ。

 

外の係の人と中の人がトランシーバーでやり取りしてて、中の人が一定数出て行ったら、外で並んでる人が入れる、というかんじでした。

 

私達も少し並んで入場(大人3ユーロ、子供1.5ユーロでした)。

 

 

階段が急!!買い物持ってくの大変だな…(苦笑)

 

 

一番広いフロア、一応LDKみたいになってました。

 

 

さらに上に上がります。

 

 

 

 

書斎と寝室、あとシャワールームがあるフロアでした。

 

そして最上階へ。

 

 

 

最上階はちょっと屋根裏的な小スペースが少し。

 

壁が斜めなの以外は、まぁ意外と普通に4人家族でもなんとか住めそうな?ってかんじではありました(イヤ、でもやっぱり寝る場所考えたらちょっと狭いかな…)。

 

子供達、ユニークな建築は好きなので、ちょっとは楽しめたかな?と思います。

 

てなところで、オランダ旅行全行程終了!あとはひたすらフランスまで車を走らせます。

 

 

ロッテルダムからほど近い運河上の橋にて。

 

とにかく国土がひたすら平らなので、ずーっと広がる景色が雄大で美しくて、とても絵になる国でした。

 

元々水辺の風景が大好きな私には、オランダはどこを切り取っても素敵。

 

そしてミッフィーやチーズ、風車、今回は残念だったけどチューリップ…たくさんの魅力にあふれた国。

 

国土が狭いので(まぁ北半分には足を踏み入れてないけど)車で1時間も移動しなくても次の目的地に着けちゃうってところもたくさんあって、ちょい移動ちょい訪問がしやすかったのもすごくよかったです。

 

おみやげはこんなかんじ↓

 

 

あぁ本当に楽しかったし幸せだった!

 

キューケンホフだけはいつかリベンジしたいですね…以前、キューケンホフはアムステルダムスキポール空港で乗り継ぎ待ちで行ったことがあるというコメントを下さった方がいらして、そうかそんな簡単に行けるのか!と思ったので…いつかまたフランスかどこかに来ることがあったら、スキポールで乗り継ぎにして、ぜひ行ってみたいな~と思います。