イタリア旅行その10<フィレンツェで年越し> | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

12月31日16時頃、フィレンツェのバスターミナル着。

 

ここがまた例によって、フィレンツェの中では結構外れの場所でして…トラム駅の終点だったんですけどね。

 

予約してあったアパートまでは、少し歩いたバス停からバスに乗って、1回乗り換えて到着ってかんじでした(フィレンツェ中心部まではトラム1本で行けるんですけど、宿も中心部から外れてるので、だいぶローカルなルートになってしまっていました)。

 

バスのチケットは、このトラムのチケット売り場で買えばよかったんでしょうけど、買えるのかどうかがイマイチ分からず、しかもバス時間までかなりギリギリだったこともあり、バス停まで歩いてる途中とか、バス停になんかあるんじゃないかと思いながらとりあえず歩き始め…イヤ失敗したね、なーんにもない、ただの住宅街!

 

ガイドブックを見ると、チケットはバスの中で運転手からも買えるけどちょっと割高、時にはチケットがない場合は乗車拒否される場合もあると書いてあり…うーんまいった!

 

しかも、バス停を目の前にして、目的のバスは行ってしまうという…!!

 

でも、見たら15分後とかでまた来るようだったのでとりあえずひと安心。

 

通りかかったおじさんに声かけてみたら、英語は話せない人だったけど、グーグルトランスレーターとか駆使して、なんとかかんとかチケットを売ってるであろう場所が近くにあることを聞き出せたので、私ひとりでダッシュで行ってみたら、確かにバーみたいなのがあって。

 

なんとか片言で英語が通じるお兄さんの店員さんがひとりいて、今チケットが2枚だけある、現金のみで売れるって言われ、11歳は無料かと聞いたんだけどやっぱり分からないようで…とりあえずイチかバチかでその2枚を買い、私が走ってバス停に戻った時にまた目の前でバスを逃し…!!

 

結局もう1本バスを待って(その間にはながトイレに行きたくなり、ダンナと一緒に向かいの美容院でトイレを借りる事件も発生)、ようやく乗り込めたバス、グーグルトランスレーター経由で、チケットが2枚しかないんだけど、子供達が11歳と9歳なんだけど、って見せたら、いいよいいよってかんじでその2枚で乗せてもらえて(ほんとに11歳が無料なのかどうかは謎)、打刻して無事乗り込み。

 

 

途中1回乗り換えたので、そちらの運転手さんに何か言われないかな~ってちょっと緊張しましたけど、こちらも何事もなく、無事に目的地まで運んでいただけました。

 

 

もう真っ暗!

 

なんとか無事に宿に到着して、持参のインスタント袋めんをダンナに準備してもらってる間、私はひとりで、まだやってたカルフール(フランスのスーパー)まで買い物へ…カルフールあっちこっちにあったわ…。

 

知らない町の夜道をひとりで、しかも充電の乏しいスマホを持って行くのは、なかなかのもんでしたけども…しかも大みそかなもんで、いきなりすぐそこで爆竹鳴ったりね…。

 

無事に到着したカルフールは激混みでしたが、あれこれ買い込んで、店を出る頃にはもう入店は受け付けてなくて退店のみ、閉店ギリギリに滑り込めたかんじでした、さすが大みそか。

 

で、帰って年越しインスタントラーメンを食べwあとはひと休み。

 

23時にアラームを鳴らして全員もう一度起きまして、年越しカウントダウンへ出発!

 

フィレンツェはドゥオモのほうとかでも年越しイベントはあるようでしたが、私がたまたま一番最初にネットで見つけた情報がミケランジェロ広場だったもんで、ミケランジェロ広場だと高台でフィレンツェの街並も一望できるし、ここで年越しがいいだろうと踏んで、行ってきました。

 

…てか、私、20年前ミケランジェロ広場行ってないと思ってたら、日記見返したら行ってたわwほんっと記憶って適当ねw

 

さて、一応徒歩圏内ではあるんですが、片道30分。

 

 

途中の広場では野外ステージが設けられておりました。

 

そこからひたすら路地を歩いて行きましたが、夜中とは思えない人出!大声で歌う人達なんかもいて、だいぶ賑やかでした。

 

 

きれいなクリスマスツリー、2日間の滞在中に何度通りすぎたか分かりませんが…。

 

 

ヴェッキオ橋です!この時は渡らず通り過ぎたのみ。

 

 

アルノ川沿いを歩きます。

 

 

ヴェッキオ橋でプロジェクションマッピング。

 

 

まだ年越してませんが、あちこちで花火が上がり始めました!急がなくちゃ!

 

ミケランジェロ広場は高台なので、最後は結構な登りですが、ようやく到着!

 

 

ギリギリ、ヴェッキオ宮殿とドゥオモのクーポラが見えるの分かりますかね?

 

広場の中に入っていきますが、まーーーーーすごい人で!!

 

爆竹もバンバンいってるし…そしてそれやってる人達見るとたいがい中国人っぽかったな…こんなもん輸出すんなや…。

 

 

ツリーきれいですね!そしてランタンがいくつも上がってました!

 

 

なんとかツリーのふもとまで来てみました…が、もう動くの大変。

 

街並が見おろせるポジションはもう人で埋まってるし、ダヴィデ像は遠いし…。

 

そうこうしてるうちに、まだ年明けてないけど、花火がガンガン上がり始めました!

 

 

ダヴィデくん(レプリカ)と花火。

 

花火の動画は1月1日の日記をご覧下さいね!

 

なんかね、際限なく上がり続けてて、カウントダウンもなにもなくて、いつの間にか年明けてました…あけましておめでとうございます(苦笑)

 

しかも、花火、近いので、鉄粉が容赦なく降ってきて…はな、目の近く負傷。

 

売店で水を買って洗い流したのでした…大事には至らなかったのでよかったですけど。

 

そんなわけで、年越しの雰囲気だけ味わって、また歩いて帰ります、もうあちこちで花火が上がってるのが見えました。

 

ま、イタリアで年越しなんて、きっともう一生ないでしょうから…貴重な経験をさせてもらいました。

 

で、2020年1月1日。

 

この日はピサの斜塔を13時45分に予約してあったのみだったので、朝は少しのんびり。

 

とはいえ、ピサまでは電車で1時間程度かかるし、まだ市街地観光もできてなかったので早めには出発しましたけどね。

 

宿からフィレンツェのターミナル駅、サンタマリアノヴェッラ駅までは徒歩約15分。

 

 

アメリゴ・ヴェスプッチ橋!フィレンツェの人だったんですね。

 

 

アルノ川沿いを歩きます。

 

今回の旅行は、なにがよかったって、天気に恵まれました!寒かったけどね(私は上下ヒートテックのおかげでそこまででもなかったですが、ダンナはとても寒かった模様)、多分フランスと変わらないくらいだったかなぁ。

 

 

ヴェッキオ橋の向こうにドゥオモのクーポラが見えてきました。

 

 

朝早いのでお店は開いてませんでしたが(開いてても縁がないけど)、店を閉めてる扉が宝箱みたいでおもしろかった(笑)

 

 

ヴェッキオ宮殿到着です、ここも元旦朝だというのにすごい人でした!

 

 

ダヴィデくんレプリカ。

 

ダンナとかいがすっかりダヴィデくんに魅せられてしまいましてね…後日なかなかな展開に。

 

ここからさらにもう少し歩いて、

 

 

来ましたドゥオモ!

 

 

 

 

きれいですよね~、建物同士が密集しすぎてて全体図を撮れないけど…。

 

実は今回、ドゥオモの中には入りそびれました…時間がなかったのと、あとダンナも子供達も、もう教会系はおなかいっぱいってかんじで(苦笑)

 

個人的には、20年前の旅行の時にこのクーポラも登って、クーポラ内の壁画で大爆笑した思い出があるのでwwせめて下からでも見上げられたらよかったんですが…まーとにかく、時間が足りないですね、旅行ってやつは。

 

そんなこんなで、駅に到着、ここからピサへ…次の日記へ続きます。