滞在許可証とDCEM | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

旅行記に4日も取られてた間に、滞在許可証ゲットしたり、扇風機買ったり、日本食材あれこれ買ったり、仏検の結果出たり、ノートルダムとヴェルサイユ行ったりと、ネタがたまりまくっておりますよーーーーー。

 

フランスフランスフランスフランスフランス

 

…というわけで、本日は、まずは大事な大事な、滞在許可証のお話。

 

近くの県庁の支庁に申請に行ったのが、5月30日

 

申請してから実際に発給されるまで、どこのブログを見ても、フランスあるあるで、たいがい数ヶ月単位でものすごく時間がかかってたり一筋縄ではいかなかったり、Mさんも忘れた頃に届いたと言っていたので、まぁきっと我が家も時間がかかるんだろうなぁと思いつつも、でもビザも異様に早かったし、申請時に「15 jours(2週間)」とも言われたので、2週間過ぎた頃から、ちょっとポストを気にしつつ生活していたのですが…結果、「カードが完成したから、Timbre fiscal(日本で言うところの収入印紙)持って取りに来て」との手紙が届いたのが、先週29日(金)…1ヶ月ですね、まぁフランスにしては悪くないんじゃないでしょうか。

 

というわけで、私とダンナの予定が噛み合うところで、7月4日(水)の午後に取りに行くことに。

 

ついでに、運転免許証の書き換え(日本の免許をフランスの免許に交換)と、子供達のDCEMの申請もして来ようと(未成年は滞在許可証は取る必要はないのですが、任意でDCEMという未成年向け出入国カードを申請取得することができる…移民の多い国なので出入国時になにかとトラブルも多く、それを避けるために持っておいたほうがいい模様)。

 

というわけで、私はこの日午前中、まずはそのTimbre fiscalを買いに外出…街にあるタバコ屋か、ネットで買えるらしいんだけど、ネットはちょっと得体が知れなかったので今回はやめとこうと思い、店頭で買うことに。

 

タバコ屋ってのはフランスではあっちこっちで見かけるんですけども、ちょっとしたバーみたいになっていて、タバコはもちろん、切手とか馬券とかそういうのも買えるっぽいかんじで…正直入りがたい雰囲気で、今まで用事もなかったしもちろん未踏の地。

 

でもこればっかりはもうしょうがないので、とりあえずシャンティイ駅前のタバコ屋に行ってみたところ、ここでは買えないと言われ、もう1軒あるのを覚えていたのでそちらに移動したところ、店員のチャイニーズのお姉さんがきちんと対応してくれて無事にふたり分の高額Timbre fiscalを購入することができたのでした。

 

さて、前回、午後の開庁時間13時半(昼休みあるからね!!)には結構な行列ができていたことを踏まえ、今回はアポなしだったので、20分前には到着し、しっかり1番目に並ぶ…が、扉が開くと同時になぜか私より後に並んだ人が1番目に入っていってムカつきましたけど…まぁ相手が車椅子を含む一団だったのと、アポの紙を持ってたからどちらにしてもあちらが先に呼ばれると思ってスルーしましたが…。

 

ともあれ…今回私達はアポなしだったうえに、用件も多かったので、私は今回の用件3点(・滞在許可証受け取り・運転免許証書き換え・DCEM申請)をあらかじめメモに書いていって受付で渡しまして。

 

すぐに窓口のほうに呼ばれ、まずは滞在許可証の受け取り。

 

今までの仮の許可証は紙でしたけど、今度はきちんとしたカードで、ついにフランス滞在許可されたー!ってかんじです(笑)

 

問題は次で…運転免許証の書き換え、これはアポを取ってないとダメだ、と。

 

えええええーーーーー前回申請に来た時アポいるのかって聞いたらいらないって言われたんだけど!!!!!…なんて、反論するフランス語力など当然なく…さすが、窓口担当者によって対応が変わる国フランス…。

 

アポは後ろのパソコンで取れるよって言われたので、じゃあ仕方ない…ととりあえずそれは後回しにすることにして、次はDCEM。

 

これは同行の子供達を確認され、あとは書類は基本的に全部揃えてあったので提出するのみだったのですが…ここでついに、今までなんとかゴリ押ししてきた青背景の写真がアウトを食らう(上記の過去記事リンク達参照)。

 

イヤ、日本だったら絶対にとっくにこの対応のはずで、今までゴリ押しできてたほうがかなりラッキーだったんだと思う、さすが窓口担当者によって対応が変わる国フランス(大事なことなので繰り返しました)。

 

というわけで、すぐそこにあったスピード写真機ですぐに子供達ふたりの写真を撮る…5ユーロなのでまぁまぁ良心的。

 

私が窓口のほうを対応しなくちゃいけなかったから(書類を把握してるのが私なので)、写真はダンナにお願いしましたが、無事にふたりぶんの写真を撮影して提出できました。

 

あと、その間に私は私で、たった今出来上がったばかりの滞在許可証のコピーが必要だと言われたので、館内のコピー機でコピーすることにしたんだけど…こんなの見たことない、いつの時代???っていうコピー機で…。

 

無事にコピーはできたものの、返却ボタンっぽいボタンをいくら押してもお釣りが出てこなくて…よくよく見たら、「お釣りは出ません」的な表示が…Attention(注意)とmonnaie(お釣り)という単語が入った文が書かれてたので多分そうだったんだろう…まぁせいぜい数十サンチームだからいいやと諦めるものの、これがフランスの役所だよ…!

 

そんなごたごたもありつつ、なんとか無事に申請完了したんですが、こちらも、timbre fiscalを買って2週間後以降に取りに来て下さいと言われ(ここのやり取りでだいぶごたついたんだけど、これについては後日別記事にします)、それでこちらはとりあえず終了。

 

あとは運転免許のために予約を取る必要があり、窓口のすぐ後ろのパソコンで予約を取ろうかと思い、そちらに行くと、その予約を取ってくれる担当の人がいて、お願いすることにしたのですが…なんか、バイトだったのかなぁ、よく分からないんだけど、何とも言えない、ちょっと頼りがいのない人でした…。

 

しばらくは予約がいっぱいになってしまっていて、予約可能の頃からダンナが今度こそベルギー出張入りそうってことと、その後は私達も旅行があったり帰省があったりで、予約取れる日が見当たらなかったので、結局ここで予約取るのはパスして、もう少ししたら家からネットで予約を取り、日本から戻って来た時に改めて申請しようということに。

 

申請すると日本の免許は回収されてしまうようで、日本で免許がないと面倒だというのは、ダンナはずっとネックに思っていたようなので、じゃあまぁ今回はちょうどいいじゃんってことで(とはいえ日本に帰った時に警察で事情を話せば再発行してもらえるとは聞いてたんですけどね)。

 

でも、国際免許は期限が来年1月までですから、それまでにはしっかり書き換えを完了させておきたいところです。

 

そんなかんじで、なんとか最低限の目的は達成しました。

 

役所は毎回全神経とパワーを使うから疲れるわ…とはいえここの役所の人達はわりとみんな親切だから助かってるんだけど。

 

次は2週間以上経った頃に私が子供達を連れてDCEM受け取りに行ってこようと思います、出国前までに無事にできてるといいんだけどな~。