赤十字


世界186の国と地域に広がる「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」の

7原則を掲げた、世界各国に存在する人道的活動団体


スイス人実業家アンリー・デュナンが、1859年6月

イタリア統一戦争の激戦地ソルフェリーノにおける傷病者の悲惨なありさまをみて

「苦しんでいる人は敵味方の区別なく救わなければならない」と提唱し、創設



晩年(1901年)、このアンリー・デュナンは世界平和に対する大きな貢献が認められ

第一回ノーベル平和賞を受賞



識別マークにはデュナンの母国、スイスの国旗の色を反転した

白地に赤い十字(赤十字)が採用されていますが

イスラム諸国では「十字はキリスト教を意味し、十字軍を連想する」として

白地に赤色の新月を識別マークとした「赤新月社」(せきしんげつしゃ)


マレーシアも設立当初は「赤十字社」でしたが、のちに「赤新月社」

「Red Crescent」に変更され


現在、186ヶ国のうち、152ヶ国では赤十字社、34ヶ国では赤新月社が

設立されています


(他にイスラエルにダビデの赤盾社というのがある)



赤十字社と赤新月社は違うのだろうかと思ったら


単一、一国一社


国内に複数の赤十字社・赤新月社があってはならない


そして


世界性、全世界で同様に活動する


世界の赤十字・赤新月は互いに支援し合う


という原則がきちんとあるそうです




救急車


英語でAmbulance マレー語でAmbulans


英語もマレー語もあまり変わりない?

アンビュランスと言えば通じそうですね



日本では119番で呼ばれる救急車は無料


無料であるがために利用者が増加したりタクシー代わりに使ったり

というとんでもないことがおきていて、有料化の話もあるようですが



マレーシアの救急車事情


以前ブログ記事 にしましたが


※緊急ダイヤル「999」へ電話をすると

 マレーシア・テレコムにつながり

 テレコム職員が内容を聞き

 警察、消防などに該当の機関に接続します



ですので、救急車を呼ぶときには時間がかかる可能性があるようです




しかも病院によって救急車があったりなかったり


救急車を呼ぶことなんて、ないにこしたことはないですが

こればかりは起きないとは絶対にいえないので

万が一の時のために備えておいても損はしないでしょう



自分のかかりつけ、よく利用する病院、または指定の病院の


電話番号、緊急時の電話番号(夜間など)


念のために救急車の有無も確認されておく

と安心ではないでしょうか



また、ご自身で運転されない方は送迎タクシーの番号も何社か控えて

おくといいかもしれません




救急車を呼んだとき基本的には


政府系の病院は無料


私立の病院は有料



有料の場合、病院の料金システムによってチャージされるようです



以前、オットさんのご友人様が政府系病院へ入院


検査をするのに、その設備があるアンパンにあるグレンイーグルスへ

行かなければ行けない


という時に政府系病院からグレンイーグルスへの移動を

グレンイーグルスの救急車に迎えにきてもらったら

距離でばっちり請求された、そんなんだったら家族の車で移動したのに

とぶつぶつ言っていたことがあります・・・


かくいう私も

オットさんが夜中の2時3時になると発疹、高熱という奇病に

侵されたとき、救急車ではなく車の後部座席におしこんで

運転して行った思い出があります


運転なんて当時はほとんどしたことなかったのですが

どうしてそんな行動が出来たのかというと

お金云々ではなく・・・


時間的に車が少ない、駐車も空きスペースがたくさんある

というのももちろん理由のひとつですが



緊急事態の時に電話で症状や住所をうまく伝えられない

しかも救急車を待っている時間が異常に長く感じてしまう

ついついマレーシアはスローだとか

本当に来るんだろうかと疑ったり余計なストレスを抱えてしまう



それなら自分で運転して確実に病院へ運んでいると実感したい

家でまだか救急車はまだか~~~といらいらしているより

いいと言う思いからです


日本でも救急車は10分、15分以内に到着はしてくれますが

そのような緊急事態時では、それがものすごーーーく長く感じる

という経験済みでして汗汗汗



救急車に乗る時にクレジットカードを持っていなければだめ?

持っていったほうがいいらしい?

という情報があるようですが



私立病院で救急車を利用、緊急手当をしてもらう

その時に持ち合わせがない、後日払いますといって払わないケースが

あるのかな~


病院としても有料の救急車を出動、利用されたのだから

とりっぱぐれがないように・・・と対策しているのではないかな~


とも思いましたが


きっと、病院へ到着、治療が終了、その時のお支払い用に

クレジットカードを持っていくことをお忘れなく

という意味ではないでしょうか


救急車の利用と緊急治療で50や100リンギという額の

請求ではないことはいわずもがな。。。ですからね


まあ、クレジットカードがないと乗せてあげないよ!

ということではないでしょう笑



ちなみに


オーストラリアは

オーストラリア人でない場合は基本的にすべて有料である。

州によって料金は異なる。 初乗りは、1万円~6万円程度であり、

距離が長いとタクシーのように超過料金を徴収される。

8万円程度を見積もっておけば問題ないだろう。


アメリカ では

州により様々。ニューヨーク州では600ドルほど請求される。

カリフォルニア州では、基本料金にタクシーのように搬送距離に

応じた加算が行われる。


Wikipediaより




そういえば救急車の前面に「AMBULANCE」や「救急」などの文字が

鏡文字(裏返し)で描かれていることがありますが

これは、救急車の前方の運転手がミラー越しに見た時に

救急車であることを視認しやすくするためだそうですね、



私が運転中に救急車が後ろからやってこないことを願います


ミラー越しに見てる余裕なんてないし

端へよってくださいとか言われてもそんなの無理。。。


そしてそこの車、端へよりなさい、止まりなさい


とかマイク越しで怒鳴られるのが想像できますショック!あせる