おじじの誕生日でした
おじじは2011年の春に末期がん宣告をされています
ステージフォー つまりあとどれぐらいの期間を過ごせるのか・・・
という状況です
暑い夏を越せるのか、日本の家族からは早めに帰国をして
おじじに会っておくようにという連絡がきました
そんな中で夏の終わりの誕生日を迎えた時は
本当にうれしくて家族でお祝いをしました
2011年のバースデーケーキ
もちろんワタクシもそれに合わせての日本一時帰国
次の心配は寒い冬を越せるのかどうかでしたが、冬も越し、春を迎え
そしてまた暑い夏
末期がん宣告から1年半がたっています
ある程度のがん治療、抗がん剤投与はしていますが
本格的な治療は本人が拒否しています
そんな中で再び迎えたおじじの誕生日
孫はチーズケーキをリクエスト
私はイチゴのショートケーキをリクエスト、もちろん不二家で・・・
妹のしかるがその両方を買ってくれました
お誕生日にふたつのケーキ
しかるが「来年は迎えられるかどうかわからないからね・・・」と一言
孫が勝手にならべたキャンドルに火をつけてメイクアウイッシュ
すでに胃がんで胃をなくし、肺がんで肺の一部をきりとっているおじじ
一度にこれだけのキャンドルをふーーーーーって
消せないだろうなと思っていましたが
見事にひと吹きで消しました
ひと吹きで消すと望みは叶う。。。なんてよく言いますが。。。
ちょっとだけ悲しくなりました
当たり前に来ると思っていたお誕生日が途切れてしまうかもしれない
そんなお年頃
でも、来年も一緒にお誕生日を・・・むかえようぜ、おじじ
マックの袋をかぶってはしゃぐ孫 おいっ