ハリラヤ・プアサ=ハリラヤ アイディフィティリをハリラヤと呼んでおりますが
マレー語の「ハリラヤ」とは英語でフェスティブデイ、つまり祝日を指しています
ハリラヤ・プアサ=ハリラヤ アイディフィティリはアラビア語の「Eid-ul-Fitr」からきており
断食月の終了を祝う祭日、ムスリムの休日、同時にこの日は断食をしてはいけない
というような意味もあるそうですが、いずれにせよ「断食明けの祝日」を意味します
ひとつ気をつけないといけないのは、マレー語の個々の意味
ハリラヤをハリ=day(日) ラヤ=great(偉大)というように解釈すると
微妙に意味がずれてしまうと、オットさんに教えてもらいました
ここでは「ハリラヤ」という単語として「祝日」と訳さないといけないそうです
ちなみに10月にはハリラヤ・プアサと並んで、ムスリムにとって大切な
ハリラヤ・ハッジがあり、ハッジ(メッカの巡礼)の祝日を意味します
さて、ワタクシ再び断食にはいっております
30日間に渡る断食は終了しましたが、追加で6日間断食をします
ラマダン月の次はシャワル月
このシャワル月の間にプアサ・エナム(6日間の断食)をするのがいいそうで・・・
でも、決して強制ではありません
なぜ追加の断食をするのか?なぜ6日間なのか?
イスラム教で断食を1日すると10日間に相当
30日間の断食 X 10日間=300日(10ケ月)断食した計算となります
そこに追加で6日間の断食をすると6日間 X 10日=60日(2ケ月)
合計360日=12ケ月
つまり、1年間断食を完了したとみなされるというわけ
1年360日? 365日ではないの?と思いますでしょ?
イスラムの1年は354日 なんだそうです
だから追加の断食を5日としたら
5日x10日=50日 これでは300日と併せたら350日
ああ~4日たりません! だから6日となるわけです
1ヶ月の間に6日間こなせばいいので
色々自分のスケジュールにあわせて断食実行日を計画
連続して断食してもいいし、自分で日を選んで断食をしてもいいので
この30日間の必須断食とは違い、自分でコントロールできます
そして忘れてならないのは自分の配偶者に
それを知らせておかなければいけません
ワタクシもすでにオットさんにこの日とこの日とこの日断食するからね
と告げてあります
あ、そう・・・としらーっとしたオットさんですが
実は心の中で喜んでおります
会う人ごとに「この人ね~プアサ・エナムしてるのよ~
毎年ここまでしないと完璧ではないというんだよな~」
と、うれしそうに言っているのをワタクシ知っています
親ばかならぬオットばかです
ある意味おしゃべりなオトコです
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