マレーシアの結婚式
結婚する本人の友人知人はもちろん招待しますが
結婚する本人の両親の友人知人も招待します
だから招待人数は数百人単位
オットさんのご友人様のご子息、お嬢様たちはちょうどお年頃
今年は断食が7月からなので、そろそろ結婚式ラッシュが
始まりつつある。。。
ワタクシはマレーの結婚式に参列の場合はマレーシアの民族衣装を必ず着ます
マレーシアの街中でマレーの女性が着ているのをよくみかける
バジュ・クロン
バジュ(BAJU)とはマレー語で’服’
クロン(KURUNG)は’籠’とか’檻’という意味
その意味は服に体を閉じ込める、体の線を隠すということなのか
上着の両脇にはマチがついたデザインでゆったりとしており
バスト、ウエスト、ヒップ、足や腕など・・・すっぽり覆われるので
実にワタクシには都合のいい服である
日中30度にもなるマレーシアで暑くないのかと思われるかもしれませんが
ゆとりがある分、意外と風通しがよく涼しい
冷房のきついところでは反対に助かったりします。。。
このバジュクロンとは対象的に体の線を強調したのがバジュケバヤ(クバヤ)
マレーシア航空、シンガポール航空、ガルーダインドネシア航空ご利用の方は
キャビンクルーの制服でお馴染み
お揃いのスカーフ(サレンダン)もついていてオサレです
バスト、ウエスト、ヒップを強調して体の線に出来るだけぴったり作り
下のスカート(サロン)は足がチラチラみえるのもある
ワタクシのは当然、太い足が見えないデザインで作ってあります
前開きなので胸元に’クロンサン’と呼ばれるブローチを飾ります
これはニョニャ ケバヤと呼ばれるもので、主に花の豪華な刺繍やレースが
(袖口にも同じ刺繍が)使われています
ワタクシはここにスパンコールを足してさらに豪華にキラキラ度を
アップさせて派手に仕上げております
こちらはバジュケバロン(クバロン)
バジュクロンとバジュケバヤの融合
上着の両脇にクロンと同じようにマチがあり、見た目はケバヤですが
着心地はクロン
ケバヤだとピッタリで苦しいな~、でもクロンはダブダブしてな~という時に
このケバロンがオサレ
ケバヤ同様、前開きなので’クロンサン’をつけますが
3つでワンセットいうタイプのを使っています
最後に地味であまりみかけないかもしれないバジュケダ
上着の袖が7分丈 というケダ地方独特のスタイル
上着にはマチがないけれどもゆったり大きめに作られているので
こちらも着心地としてはかなり楽
7分丈ということで腕の一部が見えてしまう・・・ので
出来るだけ肌を隠したい人はあまり好まないようですね
それぞれに特徴があって、どれを着ようか迷ってしまいます
でも、結婚式のランチをしっかり食べたいので
やっぱりクロンかケバロンのどちらかかな~~~