私も早く乗りたい! 心ときめきます。
ANAが発注した1号機は9月末に日本に到着。10月末には世界初の商業フライトとして成田-香港間を飛びました。取材記者や航空ファンで満席だったそうです。11月からは定期運航便として、羽田-岡山間に就航。そして、今月21日、いよいよロングフライトにデビューしました。羽田からドイツのフランクフルトに飛び、翌22日に羽田に帰還しました。
その、10月末の初フライトに搭乗した羨ましい方が、航空ジャーナリストの秋本俊二さんです。秋本さんが、10月末の初フライト後にもの凄い勢いで書き上げたのがこちら、『ボーイング787まるごと解説』ソフトバンククリエイティブ刊です。
普通に搭乗しただけでは分からない裏の裏まで、たくさんの写真とともに分かりやすく書かれています。世界初の窓、そしてトイレ、今まで機内にはなかった快適な機能も、この本を読まなければ見逃しかねません。
なかでも私が気になったのは、機内の湿度についてのくだり。恥ずかしながら、何百回も飛行機に乗っていながら、機内が乾燥している理由を私は知りませんでした。目から鱗です。ところが、「ドリームライナー」は湿度を下げる必要がないというのです!
フライトアテンダントの女性にインタビューを申し込んでも、フライト後はNG。後日改めてということになるそうです。女性ならわかりますよね。乾燥に長時間さらされた顔で写真を撮られたくないということは。私なんか、ロングフライトの就寝時はアイマスクにマスクをするので、誰だか分かりません。
空気が潤うというのはいいですよね。これは、顔の乾燥だけでなく、食事の味にも影響しそうです。トルコ航空のように、機内にシェフがいて調理するというサービスも増えていますから、食材が乾燥しないというひとは、機内での更なる美食が期待できそう。
話が長くなりましたが、『ボーイング787まるごと解説』には、ほかにもたくさんの秘密が書かれています。そして、この本そのものにも秘密が! 秋本さんご自身がブログ「雲の上の書斎から」で種明かしをされています。楽しい仕掛けがあって、ますます「ドリームライナー」に乗りたくなる1冊です。

