
モルディブのタージ・エキゾティカのスパ
ご無沙汰いたしました。パプアニューギニアから帰国後、とても慌ただしく年末年始を迎え、そして風邪もひいたりもしておりました。
そんな中、さっそく新年初スパに行って来ました。たまたま共同購入サイトでみつけたホテルスパのクーポンを使って、約3分の1の料金でオイルマッサージ、リフレクソロジー、フェイシャルをたっぷり2時間半かけて、そして、ジャクージとサウナも。いつものことながらパンパンに張っている肩をほぐしていただき、リフレクソロジーで足取りも軽くなりました。
このところ、海外取材時にスパの取材をすることが多いのですが、日本に帰ってもプライベートでスパに通っております。最近では、スロヴェニアで、ヨーロッパ最大の施設をもつというデイスパで本場のタラソテラピーを体験。帰国後、いつもお願いしているセラピストの方に「どうしたんですか? 肌が白くて光ってます!!」と言われたほどの効果かありました。このレポートがアップされたら、改めてお知らせしますね。
さて、年末年始に、世界のスパ&リゾート関係者がびっくりした出来事がありました。もうご存知の方も多いかと思いますが、昨年末、12月29日にモルディブ政府が、スパ施設の閉鎖を命じたのです。
インド洋に浮かぶ小さな島国、モルディブは漁業と観光を主な産業とする国です。人口30万人余りに対して、訪れる観光客は年間約80万人。観光業はGDPの約30%を占めています。
小さな島がまるごとひとつのリゾートになっているというアイランドリゾートで人気のモルディブでは、スパは10年以上前から次々とオープンして、今ではなくてはならない施設のひとつとなっています。どのリゾートも個性を競っていて、水中に造られたスパまであります。つまり、スパの建設コストもたいへんな投資額ですし、リゾートの売り上げとしてもかなりの額です。
そんな国でなぜスパ禁止令が出されたのか?
それは、モルディブがイスラム教国だということ、政府与野党の対立といった背景があるようです。野党のイスラム保守政党が、スパが売春や飲酒の温床になっているとして非難したことが発端でした。もちろん、売春の温床だなんてことはありませんし、施設内でアルコールを飲めるスパなどモルディブでは見たことがありません。むしろスパでは、施術前には飲酒しないよう勧めています。
こに対して、もちろんモルディブの観光業界は猛反発。年末年始のかき入れ時でもあり、スパ禁止令を無視して営業を続けるとともに、経済的損失の懸念を表明しました。
このような観光業界からの圧力が高まり、政府は1月4日、スパ禁止令の発令後たったの1週間で撤回したのです。
私の大好きなスパがモルディブからなくなるなんて、絶対にあり得ない! とは思っていましたが、無事に営業が続けられることになって、本当によかった!!
イスラム教国ならではの騒動ですね。モルディブのリゾート島にいると、そこがイスラム教国ということを忘れてしまいます。トップレスこそ禁止ですが、水着を着て自由に泳ぐことができますし、アルコールも楽しむことができます。
でも、アイランドホッピングなどでモルディブの皆さんが暮らす島に行くと、女性のスカート丈は長く、肌を露出することはありませんし、大きなモスクがあり、1日に5回お祈りがスピーカーから流れます。このような島に行くときには、服装にも気をつけたいですね。
とまれ、モルディブには、世界トップクラスのラグジャリーなスパがたくさんありますので、旅行を計画している方は、ぜひ、スパもスケジュールに入れることをお勧めします。
たかせ藍沙
