翌日の朝、目覚ましは5時に鳴りました。
外はもちろん真っ暗。
窓から見下ろすサラワク川も、漆黒の闇の中です。
でも、私は寝ているわけにはいきません

シャワーを浴びて、パッキングを仕上げます。
フライトは8時50分。
ホテルから空港までは20分ほど。
前夜にインターネットチェックインを済ませてあるので、
空港には1時間前に着けば搭乗手続きに間に合います。
ならば、なぜ5時に起きたのか

それは、9月23日の記事 に書いたいたとおり、
私の大好物、ラクサを食べるためです



前回も書きましたが、
ラクサは地方によって味が違うので、
クチンの町のラクサは、サラワク州の名前から
「サラワクラクサ」と呼ばれています。
前日の夕食もラクサを食べたので、
朝は我慢しようと思ったのですが、
クチン在住のN氏にそう告げると、
「えー、食べないんですか
」と・・・。そこは、クチンの町で一番美味しいと
評判のお店なのです。
早いときには
午前11時頃には品切れになるのだとか。
N氏の残念そうな反応に、
「やっぱり行きます、早起きします
」と、思い直したのでした。
ホテルのピックアップは6時45分。
なのに、なぜ、その2時間近くも前に起きたのか


それも、食いしん坊のなせる技なのです。
その前日、溜まった疲れで早起きができず、
滞在中のヒルトン・クチン の豪華朝食ビュッフェを逃しました。
宿泊に含まれているので、別料金を支払う必要はありません。
それを少しだけつまもうと思ったからなんです

野菜とフルーツとヨーグルト。
そして、ちょっとだけ主食を、と思ったんです。
いえ、ほんとにそれだけと……。
が、発見してしまいました。ラクサを

しかも、自分で麺を湯通しして、
できたて熱々を作れるスタイル

で、あー、時間がないのに、我慢できず、
作ってしまいました。
それがこちら。
香菜だけは、火を通さずに、最後に載せます。
ラクサを食べに行くのに、
その前にラクサを食べるという暴挙です(笑)。
だって、どのラクサも
少しずつ味が違うのですから

ほかにも、大好きなナシルマッや、
ロティチャナイも並んでいたのですが、
ここは、心を鬼にして、ラクサに絞りました

ヒルトン・クチン のラクサは
昨夜食べたラクサよりも
ココナッツミルクが効いていて私好み。
美味です

そんなことをしていたら、
ピックアップタイムに10分の遅刻

「間に合いますかぁ~?」の問に
「全然大丈夫ですよ
」と、N氏。そして着いたのがこちらのお店。
朝の7時過ぎというのに、
小さなお店の前には車がずらり。
「駐車しづらい道にたくさん車が停まってる店は
絶対に美味しいんです」とN氏。
美味しいお店の見つけ方ですね。
で、本日2回目の朝ご飯、
一番のラクサです

やはり美味しい

クチン・ヒルトンの味に近いのですが、
もっとスープの味に奥深さがっ

N氏いわく、
「辛さとココナッツミルクのバランスが決め手」
なのだとか。
なるほど、確かに

昨夜から3箇所でラクサを食べましたが、
このお店が間違いなく一番です

そして、時間通りに空港へ。
資料で重たくなったスーツケースの
重量超過料金が心配でしたが、
ここも難なくクリア。

クチンからコタキナバルまで、
マレーシア航空 で1時間半のフライトです。
ところが、この1時間半に
しっかりと朝食が配られました

しかも、メニューのセレクトに
今朝我慢したナシルマッがあるじゃないですか

ということで、本日3回目の朝食となりました

「別腹」と言う言葉がありますが、
スイーツじゃなくても別腹はできる
と確信しました(笑)。
さすがに機内食なので、
作りたてとはいがず、味は……、でしたが、
ナシルマッを食べ逃した心は満たされました

ちなくみに、通常のナシルマッは、
サンバルにエビは入っていなくて、ジャコのみ。
付け合わせはキュウリのスライスとゆで卵が一般的です。
しつこいですが(笑)、もうひとつ、ちなみに。
こちら、前夜のサラワクラクサです。
最後の最後にもうひとつだけ

こちら、クチンの前に取材した、
ミリの町のミリ・マリオット・リゾート&スパ で、
夕食に食べたサラワクラクサです。
とろみがつくくらいココナッツミルクがたっぷり。
かなり濃厚な味で私好みでした。
今日は長くなりました。
食べ物のこととなるとつい……。
こうして、私の胃袋は拡大を続けるのです

たかせ藍沙
http://www.aisha.jp










