先週、転職の原因の一つの「ゆるブラック」について書きましたが、同じ会社に定年まで勤める事も、決して悪い事だとは思いません。
「終身雇用はIQよりも愛嬌。」と言う言葉を耳にした事が有ります。
日本企業は外資系企業のように、結果が全て、業績が悪ければ即リストラと言うことは有りません。
バブル崩壊以降、年功序列も多少は崩れ、大分実力主義の人事制度にはなってきたようですが、チームで動くことが得意な日本企業では「IQよりも愛嬌」が重要な事も事実です。
昔、私が勤めていた企業でも上司へのゴマすり?が得意で、上司への愛嬌で同僚を押しのけて取締役に成った人がいます。
「IQよりも愛嬌」と言う言葉を聞いたとたん、その人の顔を思い浮かべたほどです。
出世するのに、愛嬌が苦手ならば誰もが認めるスキルを見つけなければいけません。
又、転職を希望する場合も「自分のスキルは何か?他の企業で通用するか?」を考えなければいけません。
アメリカ人の多くの転職理由は今の自分のスキルに見合った給与を得るためだと聞いたことが有ります。
彼らは今より自分を高く評価してくれる企業に転職するのです。
私も転職先が倒産後、創業しましたが「自分のスキルは何か?他人様からお金を頂けるスキルは何か?」最初に自問自答しました。
同じ企業に勤め続けるなら愛嬌、転職するならスキル。貴方はどちら?