先日、「不幸な老後になる人に共通する間違ったお金の使い方」と言う記事を読みました。
結論はお金は「死ぬまで」に使い切った方がいいという事でした。
農耕民族の日本人は貯蓄が大好きですが、将来への不安で最近は若者でも節約してお金を貯めるマインドが優勢だようです。
年を取ってからも資産を取り崩さずに貯蓄し続けると、死ぬまでに使い切れないお金が必ず発生します。
「結局使わないお金のために働いた=ムダ働きした」と同じことになってしまうと言うことです。
『DIE WITH ZERO』と言う本が話題に成っています。
「死ぬ時点でゼロになるように、お金は計画的に使い切るべきだ」というのが本の趣旨です。
お金の「貯め方」ではなく「使い切り方」に焦点を当てたこれまでにない「お金の教科書」と言われているそうです。
老後もお金を使わない=時間とエネルギーの浪費。
生きているうちに金を使い切ること、つまり「ゼロで死ぬ」を目指してほしい。
そうしないと、人生の限りある時間とエネルギーを無駄にしてしまうと本は説いています。
生涯を通じて金を最大限に活用するには、「死ぬときに残高がちょうどゼロになるように消費行動をすべき」というものです。
「いつ死ぬかなんてわからない」というのが現実ですが、自分が可能な限り長寿をまっとうすることを前提に、1年当たりの消費額を決定する。
なんとなく必要以上に貯金するのではなく、使うことを前提として必要なだけ貯蓄する。
実行したいと思います。