お陰様で体も心もだいぶ軽くなってきました。
世界陸上を見ました。男子400㍍の予選で、両足義足の南アのピストリウスという選手に勇気と感動をいただきました。
両足義足でありながら、力強く駆け抜けて、何と予選も三位通過。逆境に立ち向かい、自分の持てる力を最大限出されたピストリウス選手は本当に格好良かったです。準決勝をみるのも楽しみ

みんなそれぞれ違うかたちで苦難や逆境を抱えて戦っていることと思います。
私にとって今のところ最大の逆境が、不妊と流産なのかもしれません。
実は、今回胞状奇胎になるちょっと前、今年の4月末、初めて妊娠したのですが、7週目で稽留流産になってしまいました。自然流産だったから、手術もしませんでした。幸い、GW中が一番痛くて苦しい時だったので、GW明けには仕事に夢中になることで、乗り越えることができました。
自然流産は、一回の生理がきたらすぐに妊娠許可がおりたので、4回目のAIHを7月に再トライしたら即また妊娠しました。
皮肉にも、それが胞状奇胎だったのです。
これまで、6年間うんともすんとも妊娠出来なかったのに、病院を変えて、約週イチペースで検査する不妊専門病院に変えてから、僅か半年で妊娠することができたのです。
辛い思いもしましたが、妊娠検査薬で初めて陽性ラインがでた喜びを初めて味わえたのも今年でした。
スゴロクで言えば、五歩進んで三歩戻ってしまった感じでしょうか。でも二歩は確実に前に進んだんだと思います。
この先どんな逆境があるかまだ分かりません。
でも、人生初の手術を通してちょっとだけ強くなった気がします。どんな逆境の風が吹いても、今はただおいおいと泣いているだけじゃなく、前に進める気がします。
いつかこの逆境を克服できたと思える日が来るまで頑張りたいと思います。
同じように不妊や流産などで苦しい思いをされている方もたくさんいらっしゃると思います。
今ある辛さが、いつか最大の喜びを味わうためのバネとなり、それぞれの逆境を克服できる日が来ますように…





空っぽになったお腹を撫でてみる。変な話だけど、私の子宮ちゃんにも手術頑張ったねと誉めてあげたい。

