一生で最後の恋
読んでたら
妄想が捗ってしまったお話
ちなみに
ラブセンの
一生で最後の恋
とは全く関係なく
終わりまで書けるのか??
というお話
(先は見えてるけどアメバ的🆖かもなw(;´∀`)アッ難しい……
つまり妄想なので苦手な方はスルーで❤
【一生で最後の恋】
~坂本昌行~
その日俺は、
気乗りしないパーティに参加していた。
「仕事の付き合いだから仕方ないか……」
そう自分に言い聞かせて……
そんなことをボーッと考えていたせいか、
横からふっと現れた彼女に気が付かなかった。
「ごめんなさいっ」
気がついた時には俺のジャケットは
ワイン色に染まっていた。
白い細身のドレスを着た彼女が
申し訳なさそうに俺を見上げ、
慌てて取り出したハンカチで
ジャケットを拭ってくれる……
なぜかその姿にみとれてしまっていた。
彼女「あぁ……ハンカチじゃ取れないですね……」
彼女が至近距離で見詰めてきて、
俺はやっと我に返った。
坂本「いいよ、このくらい。クリーニングに出せば……」
今日はついてないな……
思いの外、暗い声が出た。
俺はジャケットを脱いだ。
そろそろ退席するのもいいかもしれない。
彼女「でも……」
申し訳なさそうな彼女の声。
彼女は俺の手からジャケットを引き取ろうとする。
彼女「弁償させてくださいっ私がクリーニングに!」
野次馬に遠巻きに見られていることに気がつき、
俺は彼女と共に外に出ることにした。
女性に頼るのは忍びない、と思っていると、
彼女の白いドレスも汚れていることに気がついた。
坂本「あ……あの」
彼女が不思議そうに立ち止まる。
ドレスの裾の辺りがワイン色に染まっている。
俺は彼女に汚れを指し示した。
落胆する彼女。
俺はあることを思い付いた。
数分後、
俺たちはデパートに来ていた。
そこは度々訪れているお気に入りの店で、
彼女に新しいドレスと、
俺の新しいジャケットを新調し、
お互い交換しあう、
というものだった。
彼女とはその時
初めて会ったというのに
会話も弾み
ハプニングが二人の距離を縮めているようだった。
彼女「プレゼント交換みたいで楽しいですね、こういうの。子供の頃以来かも」
クールに見えた彼女の、
屈託のない笑顔に
俺はいつのまにか惹かれていた。
彼女が新しいドレスを着て試着室から出てくる。
その美しさにおもわず目を細めると
彼女「どう……ですか??」
坂本「うん、とても似合ってるよ」
彼女は嬉しそうに頷き、
彼女「じゃあ、次は坂本さんの番ですね」
彼女が選んでくれたジャケットに身を包み、
鏡の前に立つと、
彼女は嬉しそうに俺の腕に腕を絡めてきた。
坂本「えっ?」
驚いて彼女を見ると、
彼女「せっかくだからこれから飲み直しません??」
鏡越しに彼女がそう聞いてくる。
鏡の中で絡む視線。
俺が悩んでいると、
彼女「坂本さん……つまんなさそうでしたよね、さっき」
腕を絡めたまま、彼女は俺を見上げる。
坂本「気づいてたの……?」
彼女「ふふ……」
彼女は意味深に笑った。
~続く~
これ続くのかな……(;´∀`)
彼女の名前なんにしよう……
まっいいか!彼女で!
ちなみにこれまでの妄想小説で出てきてた
彼女とは別人を想定してます❤