20th century ほんとの愛!?② | あいのゆめは今日から突然のサレ妻備忘録❣

あいのゆめは今日から突然のサレ妻備忘録❣

2024/4/11サレ妻発覚→慰謝料請求やってく〜ピアノとタロット、たまにお狐様とか言うアスペドSおばちゃん。相手次第でドM(クソどうでもいい情報)
2020~KAT-TUN
2014〜恋人は公安刑事/東雲歩。
2016~2020;V6

【坂本昌行妄想二次小説】 
❤前回の続き❤ 
❤苦手な人はスルーしてね❤











静かな時が流れる。
それは苦痛じゃなくて、
むしろ好きだったはずだ。
彼との間に流れる優しい時間。
でも今はその沈黙が辛い。

私「あ……お腹空いてたりする?なんか作ろうか?」
私はキッチンに急いだ。

坂本「待って……ご飯は食べてきたから……」
彼が私を抱き締めようとする腕を
するりと……すり抜けた。

坂本「……」
私「汗かいてるから、ちょっとシャワー浴びてくるね!」
私は逃げるようにバスルームへ向かった。


その背中を見送る坂本。

彼女の姿が見えなくなると、
ソファに腰掛ける。
坂本「はぁ……」
思わず出るため息。
今日の彼女は何かが違う。
気のせい?
いや……
この感じは……
何だろう……??
うーんと伸びをする。
視界に入る雑誌。
雑誌でも見ながら彼女を待とう、
彼女が出てきたら聞いてみれば良い。
何かあった??
簡単な質問だ。。

そう思って、俺は雑誌の中から1つを選び、
ページをめくった。



それは俺が載っているテレビ誌だった。
彼女が俺のことをいつも見ていてくれている、
そう思うと幸せな気持ちが胸を満たしていく。

彼女との出逢いは、
ここ数年間仕事に明け暮れていた俺への、
神様からのプレゼントだと思っていた。

パラパラとページをめくり、
自分の写真を見つける。
自分で自分の写真を見るのは、
いつもなんだか少し気恥ずかしい。。
しかし次の瞬間、
俺は固まってしまった。

坂本「あ……これ……」
妙なざわめきが起こる。
彼女はこれを見たのだろうか……

俺は雑誌を元に戻すと、
ソファに座り直した。
彼女の今日の様子。
見たのか、見てないのか?
しかし見てないにしてもいずれ、、
知ることになるなら、
俺から言った方が良いのか??
でも……何て??
簡単な質問だったはずなのに、
とても難しい問題に思えた。
そんな事をモヤモヤ考えていると、
彼女がバスルームから出てくる気配がした。